在籍している大学の学科(学部ではない)で高校の免許が取れる制度となっているかどうかで変わります。 1.「現在教育学部(初等)」では高校免許が取れない場合 あなたが小学校教員免許取得のために履修した単位は全く使い物になりません。使えるのは、8単位程度。それ以外は、例えば同じ「教職論」「教育原理」といった名称の単位でも再度取得が必要です。 これはどういうことかというと、教員免許の単位というのは、学科で出している免許種(校種)にしか対応しないという法令があるからです。つまり、かりにあなたの学科が小学校の免許しか出していない場合、それらの単位は小学校免許のためにしか使えない単位となるわけです。 2.「現在教育学部(初等)」では高校免許が取れる場合 こちらの場合は、質問の通り「通信制大学で不足単位を履修し免許を取得する」ことは可能ですが、おそらく物理的に無理です。 というのは、教育実習が必要となるからです。小・中とか中・高など「隣接校種」の場合は実習無しでも取得可能なケースもあるのですが、小→高となるとどうしても教育実習が必要です。 で、教育実習が必要ということは、通信制大学でも正規入学が必要となり、その場合は科目等履修生と異なり、あなたが(現在の大学で)すでに取得済みの単位でも「もう一度本学で履修して下さい」となります。おそらく教育実習を含めて59単位。こうなるとフルタイムで働きながら、というのは不可能となります。 なお、現職教員の特例措置=「免許法第6条「別表第8」による取得」は同じく隣接校種で無いため使えません。詳しくは上の文言で検索をかけてみて下さい。 >年収や採用に影響は 採用は、教科にもよりますので何とも言えませんが、少なくともどんな教科でも小学校の採用試験よりは高倍率で難しいです。だって考えてみて下さい。一般学部でその教科(科目)を専門に勉強してきた連中と競争をするわけですから。 なお年収等については、前歴が教員(公務員)の場合は、100%活かされますので、例えば小学校教員を5年やって、それから高校に転じた場合、高校での初任給は6年目の教員とほぼ同等となります。
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採用には問題ないが流用できる単位が少ないので2年はかかる
通信制大学で不足科目を補う件は、高校の教員免許の取得希望教科と教育実習が終わっているかどうかで変わってきます。 通信制大学で取得可能な教員免許で、教育実習が完了していれば厳しいということはないと思います。 なお、公立学校の教員であれば、免許の取得方法で年収や採用に差はでません。
採用が遅れれば、当然早く職に就いた人よりは給与は下がります。 ただ、業績評価がよかったり、昇任したりすれば、通常よりも上がっていきますので、最初の差が生涯の差ではありません。 当然、逆に業績評価が悪かったり、昇任選考に何度も落ちたりすれば、予定より上がらなくなります。 先のことはわからないのですから、給与のことばかり考えない方がいいですよ。
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