志願制の限界ですね。 少子化で若者の数が減っている上に、安倍政権以降、自衛隊の任務をより危険なものにしようとする動きが目立っていますから、若者が自衛隊を魅力的な就職先とは考えなくなっているのが現状。 志願倍率は高いとか言う人もいますが、あれは一般曹候補生や自衛官候補生などを併願している志願者をダブル、トリプルでカウントしているので、実質的な志願倍率は、男子では2倍を切っているものと思われます。 一流の私立大学でも、募集人員の2倍程度の合格者を出して、それで定員を満たしているのですから、よほどのことがなければ合格させたとしても、民間企業への就職や進学が決まれば入隊を辞退する者が多数出ますから、結局、今の採用人数しか入隊しないということでしょう。 財務省が予算を付けないとか言う人もいますが、もともと今の人員不足を一気に解消しようと思えば、例年の倍くらいの採用をしなければならないのであり、それは自衛隊という組織の中でのアンバランスを引き起こしますから、少しずつ解消して行きたいというのが自衛隊側の考えで、もともとそんな大量の採用をするだけの人件費を、予算要求していません。 ただ、昨年度末の不足人員は前年度末から5千人も減りました。 これはやはり、民間企業の先行きがコロナで不透明となったことから、自衛隊から退職してもその後の就職先に不安があると感じて、退職を思いとどまった隊員が例年よりも多かったからだと思います。
なるほど:3
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