底辺高校（偏差値45）の一年生なのですが

Question

底辺高校（偏差値45）の一年生なのですが高卒地方公務員（市役所職員）を目指したいです
そこで質問なのですが，
学年順位や評定はどれぐらい必要ですか？
公務員試験で点数を取れれば必要なかったりしますか？
大学で順位や評定が必要なのは知っていますが，
高卒公務員はどうすればなれるのかわかりません
わかる方詳しく教えてくれるとありがたいです

Answer 1

学校での成績は基本的に関係ないです。
ただ、稀にですが面接よりも前に成績証明書等の提出を求める団体があります。

これらの団体でも、試験内容に「書類審査」との明記がなければ、その証明書等の中身が直接合否に影響することはないと思います。
しかし、面接前に面接官が承知することとなれば、心理学でいうハロー効果な様なレベルで「影響が生じる可能性」は「絶対にないとは言えない」と考えます。
…まぁ、それでも面接評価を決める様々な要素の一つであり、他の要素で逆転しうる程度のものと理解して良いでしょう。

高卒公務員でも大卒公務員でも同じですが、「試験に合格すればなれる」です。
しかし注意すべきは「試験に合格」と聞くと、学力ばかりが重視されるような「印象」を持つことです（同様に「点数を取れば」との表現も多いですが、同じ印象をもたら語だと言えます）。
質問者さんは市役所職員志望とのことですから、大切な視点として、国家公務員志望よりも市町村の場合は面接重視の傾向が顕著だと言われていることは意識すべきです。

例えば2020年度に政令市で行った事務系公務員・高卒枠の試験では、最終合格における人物試験(殆どが面接・稀に討論あり)の配点は74％を超えます(配点を公表している16団体の平均)。
…筆記と作文が残りの26％となるイメージ（そのうちの大半は筆記）です。

このため、ある公務員専門学校では全生徒の40～50％が地方公務員の事務系・高卒枠の筆記試験に合格していますが、面接も突破して最終合格（採用に繋がる合格）をしたのは全生徒の15％程度しかいません。
ですから、筆記試験を甘く見て良いとは言いませんが、「高卒の事務系公務員には、地域上位校・トップレベルの生徒でなければほとんど合格しない」等の「学力さえあれば合格」と誤解を与えるような意見には注意が必要です。
「学力と人物、双方で高い評価が無ければ合格できない」「最終合格の判断では人物のウェイトが高い可能性がある」と認識するべきで、その双方が揃って合格を掴む難易度は、偏差値60程度の大学に合格するのと同等だと感じます。

なお上記の専門学校について、高卒の事務系地方公務員の一次試験（主に筆記）の合格者を調べると、出身高校の偏差値は平均が51.16、中央値52、最低値38、最高値67（「みんなの高校情報」で確認できる学校のみ・学科により複数の偏差値がある場合は高い方を採用：2020年度の筆記合格者のべ113名)です。

高校の偏差値から難易度を判断すること自体無理がありますが、出身高校の偏差値に大きなばらつきがある点からも「高校の偏差値は問題ではない」ことが理解できます。
また、こちら https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13236543828 の回答に偏差値45の高校から合格した方が複数おられるように、適切な対策を知り、本気でしっかりと努力すれば、届かない目標ではない…その努力を払えることが大切だと考えます。

ただ、高卒公務員を目指して不合格の場合、当初から大学を目指した場合に比べて大学のランクが下がる（大卒字の就職に窮しやすい）傾向がありますし、就職も良いものが残っていません。
加えて上述のとおり、公務員専門学校に進んでも最終合格の率は高くありません。
このため、高卒公務員に現役で合格できない場合、その後の進路に窮する可能性が高い…そのリスクだけは認識して、目指すと決めたならば必死に対策を進めてください。

頑張ってください。

Answer 2

学年順位や評定は関係ありません。
あくまでも学力勝負です。
大学に進学できるレベルの学力が必要になると思うので、そこまで努力するのであれば、将来のことを考えて、大学進学するほうが良いと思います。