私はどっちもなりたくありません。 他にやりたい仕事があるからです。 映像編集の仕事って、 必要なのは、機械操作の技能だけ。 プロデューサーや演出者のもとで、 言われたことを言われた通りにやるだけの仕事なので、 まったく面白くなさそうです。 もらえる収入も少ないし… 私は、映像編集の仕事をしている人に、 仕事を発注したことがあります。 そばで映像を見ながら、 「ここに字幕を入れて」「こことここは順番を入れ替えて」 などと細かく指示したのは私です。 当然です。私が発注した仕事なんですから。 彼は私に言われた通りに機材を操作して、 細かい注文に応えていました。 こちらの意図を呑み込むのが早い人だったので、 私としては助かりましたが…。 最近は素人でも簡単に映像編集ができる時代なので、 映像編集の仕事というのは重宝されません。 彼にとって、映像編集はアルバイト。 本業は別にあります。 そうじゃないと充分な収入は得られません。 さて。 アイドルや芸能人のマネージャーという仕事にも、 今のところ、別に興味はありません。 もし、私がそういう仕事に興味を持つとしたら、 ものすごい原石を見つけて、 「この子なら、今のエンタメ界を描き変えられる」 「あらゆる世代に多大なインパクトを与えられる」 と確信を持てた時かな。 今はアイドルという存在が小粒。 ちょっと可愛い子なら、誰だってアイドルになれてしまいます。 その程度の存在に興味はありません。 芸能人だって、「すごい」と思える人がいません。 二流のアイドルや二流の芸能人のマネージャーになったって、 二流の仕事しかできないでしょう? それじゃつまらないです。 マネージャーがどれくらい価値のある仕事ができるかは、 マネージャーが抱える芸能人の資質に掛かっています。 果てしない可能性を感じる芸能人のマネージャー以外は、 こっちからお断り。 二流の芸能人のマネージャーをするより、 自分が主役になって取り組める仕事をする方が、 よっぽど楽しいと思います。
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