公務員一般では、経験加算措置が必ずあります。 経験加算とは、その役所で働いていたと同等とみなされる期間です。 学歴による経験加算措置は、高等学校卒業程度の職員採用試験では、高等専門学校卒業者と短期大学(2年制課程)卒業者は2年分、大学学部(4年制課程)卒業者は4年分、大学院修士課程修了者は6年分が、高卒の新卒者の給与に加算された初任給となります。 ただし、2年制の短期大学において、留年や休学して在学期間が伸びて3~4年間で卒業となった場合でも、加算されるのは2年分です。 また、進学課程以外の看護師養成課程の短期大学の修業期間は3年間となっていますが、この場合は3年分が加算されます。
基本は高卒の給与ですが、短大卒という学歴で加算されます。 地方公務員の給与は、国家公務員に準拠するように設定され、額は条例で決定されますが、加算方法同じです。 学歴、資格、年齢、経験、修学状況の中で、一番有利になるもので加算されます。短大卒の場合は、学歴で加算されることが一番有利です。 ちなみに、公務員の給料は俸給表で決められています。国家公務員行政職の場合、初任給は1級5号棒、大卒は1級25号棒です。高卒は1年勤務すると普通評価で4号棒昇給します。ですから、高卒は高評価をもらって5号昇給を続けないと、4年間では大卒初任給に追いつけません。
少なくとも国家公務員であれば、高卒級採用で短大卒で採用された人は、余分に2年勉強していた分は役所で働いていたのと同じに評価されて、初任給は高卒で入って3年目の同い年の人と(ほぼ)同じです。 地方公務員の場合は、その自治体の制度によりますから保証はできませんが、多くのところは国家公務員に右にならえですので、その場合は同様になります。 少なくとも、当然に高校出たての18歳の人と同じ、という回答はデタラメ。 なお、逆に短大卒で大卒級の試験に合格して採用された場合には、国家公務員やそれと同じ仕組みを取っている自治体では、大卒22歳の人と同じになります。
合格おめでとうございます。 高卒程度の採用枠で、短大卒と高卒の初任給を分けている自治体もあります。 ただ、それが質問者さんの自治体に該当するとは限らず、高校新卒の人と同じ可能性もあります。 最終的にはその自治体次第なので、事前に確認したければ人事担当に質問なさってください。
< 質問に関する求人 >
市役所(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る