解決済み
●まずはwebライティングの現状を知ること 最近、webライターになりたい人を狙った悪徳商法やセミナー商法、役に立たない指導で大金を取るスクール商売などがたいへん流行しています。理由は「コロナ禍で、在宅でなんかはじめたいという人が急増したから」。 仕事量は決して増えていないのにやりたい人が山ほど増えたのだから、値引き合戦によってライターの原稿料は値下がりする一方。「ライターとしてコツコツ働くより、ライターになりたい人をカモる商売の方が儲かるじゃん!」という理由で、悪質な商売に手を出す人が出てくるようになったのです。 そういうわけで、まずはwebライティング業が厳しい状況にあること、悪質な商売や爆安賃金の搾取案件が横行している現状を学んでおくことがまず第一歩。怪しい仕事を手伝わされたりしないよう、十分気を付ける必要があります。 ●悪質な依頼とそうでない依頼の見分けがつくようになること 上に書いたような事情に加えて、最近は「検索エンジンの目をだまくらかすために、素人に格安で文章を大量生産させる」という悪質な仕事依頼(SEOスパム、コンテンツファーム、こたつライティング)が増えています。こういう依頼を受けてしまうと、マトモなライターとして活躍する道がいつまでも開けません。ずっとずっと低賃金で「人様の文章をパクって新規記事をでっちあげるロクでもない仕事」に従事することになります。 下のURLなど参考になるので読んでおき、そういう案件に関わらずに済む目利き力を高めておくと良いでしょう。 https://atelier-eren.com/webwriter-exploitation/ ●「良質な記事を書いているな」というサイトを見つけること 上のような悪質なコンテンツが横行している一方、優れた記事を書いているサイトも存在します。質問者さん自身が「優れているな」と感じるサイトをいくつか探し、ブックマークし、どんなテーマでどんな文章を書いているか探ってみましょう。もしそのサイトで意見募集があれば積極的に発言をし、そのサイト主催のイベントや交流会があれば積極的に参加し、質問や発言の機会があれば積極的に質問してみましょう。名刺を渡しても良いです。 優良サイトに対して積極的にかかわりを持つと、例えば「読者の意見を聞きたいのですが」「読者座談会に参加しませんか」等々の声がかかるようになります。そういう場で少しずつ「今後ライターとして活躍したい」という気持ちを伝えることで、簡単な記事をもらえるチャンスが巡ってくるかもしれません。 ●得意分野があるなら、自分のサイトを作ること 今は副業禁止だそうですから、まずはブログなどを持ち、得意分野について解説するブログなどをコンスタントに書くと良いでしょう。こまめに文章を書くことで文章力が上がります。誰かに名刺を渡すとき、サイトのURLを名詞に記載しておけば営業活動にもなります。 ●「きちんと取材をする」という姿勢を身につけること 例えば、お金稼ぎでない趣味のブログを作るにしても、わからないことがあったら専門家に聞きに行ってから記事を書くなど「取材をする」という姿勢を持つことが大切です。 (テーマにもよりますが)市民講座や大学の公開講座、勉強会、各種イベントなど、専門家に話を聞ける場というのは結構あります。そういう場で意見をもらって記事を書くことは、信頼できるライターを目指すうえでとても大切なことです。 ●知的財産権まわりの知識を身につけること 現場経験のあるライターは職場で学びますが、現場経験のない方はこのあたりが弱めです。書店に「web時代の知的財産権」的なアドバイス本が結構売っていますから、そのあたりを何冊か買って「書いていいこと、悪いこと」「やっちゃいけない表現」などについて勉強してみましょう。 それではグッドラック。
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