面接には、「採用すると役所にメリットがある」と思われた人が受かります。 「公務員は、仕事が楽で、残業が少なく、休みが取れて、給料も高いから受験した人」は、採用しても役所には何のメリットはありませんからまず落とされます。 「地域を発展させたい」とか「住民の福祉のためにがんばりたい」という熱い気持ちや具体的なアイデアのある人は、採用すると役所にメリットがありますから採用されます。 サークルやバイト経験は、役所にどんなメリットはありますか? メリットを説明できた人は高得点となります。
前提が少し違うと思います。 「団体・職種、大卒か高卒か等の区分」によって筆記の難易度自体が異なります。 人気の団体の大卒程度などは、筆記合格も「物凄く難しい」と考えるべきです。 ただ一部に、例えば高卒程度の事務系地方公務員について、「かなりの進学校の成績上位者でなければ見込みなし」なんてコメントでやたらと学力が必要だと主張する人もいます。 色々な主張があって良いのですが、こうした意見の人にはWebで顔が見えないのを良いことに「侮蔑的な回答を付ける人」もいて、暴力的な言葉の歯切れ良さ故に「凄く正しいこと」の様に捉えられてきたと感じるのですが、そんなことは(少なくとも私の知る限りは※)ない…と理解してください。 ※私の周囲の生徒の実績や、合格者データを結構詳細な形で提供してくれる公務員専門学校の実績から判断しています。 で、地方公務員の場合は面接重視の傾向が強いと言われ、2020年度に配点を公表している政令市(16団体)の配点の平均を見ると、大卒事務系公務員の最終合格に必要な得点の75%以上が面接に割り振られています。 面接がいかに最終合格に直結するかが理解できます。 面接の厄介なところは、評価項目や評価基準を明確化しても、どうしても面接官の感覚が入り込む余地がある点です。 また、正解が明確でないことや、最終的に受験者の資質に頼る部分が大きいことから、対策が施し難い点も厄介です。 ですから、ご質問の「どの様な人が採用されるか」は何とも難しいのですが、敢えて言うならば「仕事に活きる行動規範や意識」「コミュニケーション上の理解力・説明力・論理性・柔軟性」「ストレス耐性」などが高い人だといえると思います。 サークルやバイト等もアピールの材料になるでしょうが、それらの経験が明確なアドバンテージになるとは言えません。 そうした事も含めて、諸々の経験の中でどの様に成長してきて「組織(住民や地域社会)に貢献できる人であるとアピールできるか」が大切です。
< 質問に関する求人 >
地方公務員(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る