教育実習中は教員採用試験の勉強をするような余裕などないと思います。母校で自分の恩師のいる実習校であっても、常識的にそのようなことはしないほうが良いと思います。あくまでも教育実習は、大学側が多忙を極める学校にお願いしていることですから、あなたの評価にもかかわってきます。教育実習でしか得られない大切なことがたくさんあります。それを見つけて学ぶことに専念されることを望みます。現役高校教諭で指導教官の経験者からのアドバイスです。 模擬授業は教育実習中に実際、教材研究から指導案作成、教壇での研修と十分に行うことができ、多くの先生からアドバイスもいただいて試験に生かしてください。論文の添削は別な手段を考えて勉強してください。
なるほど:1
貴方の教育実習中、 実習校の先生方は「実習に対する指導」をしてくれますが その期間中も通常の授業を行い、授業準備もし、部活指導もあり、その他の公務分掌もこなします。 誰かが代わってやってくれる訳ではありません。 そういう方々に、更なる仕事として 貴方は採用試験対策まで頼むのですか? 頼んでもいいと思われますか? もし、実習生が5人や10人いたとして その全員が頼んだら、どうなると思いますか? 「10人全員が頼むのは一寸・・・でも実習生は自分一人だから・・・」 と思っているのなら、それは甘えであり、酷な言い方をすれば 「高いものを万引きするのは良くないが、安いものなら被害が少ないからやっても良い」 と考えているのと同じです。 勿論、現場の先生方は熱意ある学生に教員になって貰いたいでしょうから 頼まれたら手伝って下さるでしょう。 そういう「人の良さ」に支えられて、 政治家や保護者達の無理無体難題によって踏み躙られている日本の教育現場は何とか支えられています。 先にも書きましたが、それは人の善意の上に胡坐をかいている状態、「甘え」なのです。 「模擬授業対策」に関しては 指導教官は貴方の授業を毎回最初から最後まで見て、その度に指導して下さるのですから、それで良しとすべきです。 「論文対策」に関しては 「誤字脱字」「言葉遣いの訂正」以上は望むべきではありません。 しかも、「全く何もやっていない、暇そうな人」に頼みましょう。 大体、「論文の課題」は教育関係ですよね。 「その事に対する自分の意見を書く」 「そういう場合に、自分ならどう対処する・指導するのか」 という感じでしょう。 それは、どうしても「自分で」書かなければなりません。 人に「こう書く方が良いよ」と教えられてしか書けないのなら この先、実際に教師になった時にやっていけません。 自分の考えに自信がなくて、一々他の人の意見を聞き、それに流されるような人に どうして児童生徒を導く事が出来るでしょう。 「人の意見に耳を傾けるな」「人の意見は無視して自分勝手にやれ」 という意味ではありません。 採用試験は、貴方の適性を判断する場です。 「自分で考えられない」「自分に自信がない」 「本当は『違う』と思っても、その場しのぎで誤魔化す」 「こう書けば受けがいい」というのを探すのは そういう人だという証明です。 この時期、誰もが自信を失くしています。 しかし、それを自力で乗り越えられる人こそ その大切さを児童生徒に教える為にも 教員になって欲しいと思います。
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