元採用担当のおぢさんです。活字で手短に書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 >私が気になったニュースは「早期の希望退職を募る企業が今後増えていくのではないか」というニュースです。 気になったニュースの回答について面接官がどの様に受け取るかは面接官毎に大きく異なります。興味深く聴いてくれる面接官もいるでしょうし、背伸びをしている印象を持つ人もいるでしょう。 つまり、あなたの回答が上手くピンポイントで面接官の興味に刺されば良いのですが、そうでなかった場合にはあなた自身の考えや、さらには日本式人事制度という面接官が最も詳しい領域で問答するようになるわけです。具体的には、終身雇用制の是非や45歳定年制の功罪などについて突っ込んだ質問をされたときに、十分な受け答えできるのかどうかということですね。 これは志望動機でも言えることなのですが、単に自社に興味があるという学生は低評価です。興味があったから大学で専門領域を勉強したり、資格を取得するという能動的な行動に移せない人は人材として有望には見えないからです。言い換えれば、会社側は応募者の興味対象そのものにそれほど注目しているわけではなく、「面白そうだ」という情動反応からどのようなアクションやアウトプットへとつばげて成果を作れるのかということに注目しているわけです。 話を戻しますが、あなたが本当に日本式人事制度の変遷に興味があって勉強しており、十分議論に耐えられて人事が「なるほど」と思えるほどの見識を披露できるのならば、それで押し通すのも一つの選択肢ではあります。 そして、面接は議論の場ではないですし、あなたという人間の全てを理解してもらう場でもありません。あなたが内定を獲得する機会ではないのでしょうか。自分の志望順位として低い会社の面接なら議論をするギャンブルもありかもしれませんが、志望度上位の会社の選考において人事の専門領域で意見をぶつけるリスクを冒すのは目的を見失っているように思えます。 私ならば、先方の事業内容に関連するニュースを回答して、その業界で働く準備をしている姿勢を見せたいと思います。そして、最初に書いたとおり、終身雇用制の崩壊という話題に強い感心を示す面接官もいるとは思います。あとは、面接で何を求めるかの選択になりますね。
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