マンション管理士試験令和2年問33について こんばんわ。 表題について、下記の文言が誤りなのが理解できません。

Question

マンション管理士試験令和2年問33について

こんばんわ。
表題について、下記の文言が誤りなのが理解できません。ウ 管理組合と理事との間の利益相反取引に係る承認決議に際しては、当該理事を除く理事の過半数により決議する

利益相反行為の承認決議は理事会の過半数で決議して、かつ当人は議決権を有しませんよね？

この選択肢は、理事会ではないのでしょうか？そもそも総会で利益相反行為の承認なんてするんですか？？
どなたか解説お願いします。

Answer 1

ウ 当該理事を「除く」の部分が不適切。

理事会の議事は出席理事の過半数で決するが、特別の利害関係を有する理事は、議決に加わることができません。
管理組合と利益相反関係にある理事は、理事会に出席している以上、出席理事にカウントされるので、当該理事を「含む」理事の過半数により決議することになります。

（参考：標準管理規約53条3項）