サントリーホールディングスの「４５歳定年」実現すると思いますか？ 以下質問です。 １．サントリー以外の会社にも波及するで…

Question

サントリーホールディングスの「４５歳定年」実現すると思いますか？
以下質問です。
１．サントリー以外の会社にも波及するでしょうか？
２．サントリーは就業規則に「定年は４５歳とする」と記載するのでしょうか？
３.以前は、法律で遠くない将来、定年が６５歳になると聞いたことが
ありますが、今後は逆に定年が引き下げられる可能性があるでしょう
か？
４.上記のようになったら、少子化がすごい勢いで加速しませんかね？

Answer 1

１．非正規雇用等の別の抜け道があるのでしないと思います。

２．サントリーへの就職希望者が減るのでしないでしょう。

３．定年が65歳に延ばされるのは、年金の支給開始年齢が延びているからです。年金の問題が解決しない限り、定年が引き下げられることはありません。

４．少子化が加速することはないと思いますよ。ただし、定年が45歳になったら、よほど条件が良くない限り就職先は日本企業でなく外国企業にと人材が流出すると思います。外資の方が転職＝キャリアアップとみてくれますからね。

元々終身雇用は戦後の高度成長期の人手不足対策に人材確保のため始めた制度です。ただ一度正規社員にしてしまうと合理的な理由（会社が倒産の危機でリストラ）、本人の勤務態度が著しく怠惰（無断欠勤など）等の厳格な理由がない限り、仕事の能力がアルバイト以下のダメ社員でもなかなか解雇できないという問題があるのも事実です。

Answer 2

実現するもしないもいい加減終身雇用を終わらせて雇用の流動化を進めないともう無理だということでしょう。

経団連のトヨタが終身雇用は無理と言った時点かその前からもわかってたこと。

国が中心となって法整備して公務員もろともに一斉に終身雇用辞めないと駄目だと思う。

Answer 3

１．サントリー以外の会社には波及しないと思います。
２．サントリーは就業規則に「定年は４５歳とする」と記載しないと思います。
３.今後、定年が引き下げられる可能性はないと思います。
４.少子化は、しばらく変わることはないと思います。

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他で、同じような質問に対して、私見を述べたので、その部分を再掲します。
サントリーを擁護する訳ではありません。
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定年制度は、江戸時代の「暖簾分け」以前からの日本の伝統文化です。
一方、現在の議論は、後から出来た年金制度（１９１７年以後）を根拠として行われています。従って雇用義務年齢が５５歳→６０歳→６５歳→７０歳（現在の努力義務）と、年金制度に合わせて高齢化しています。法律による雇用義務年齢の高齢化に合わせて、各企業の定年制度も、当然に後ろ倒しになっています。

まさかの７５歳年金法が成立してしまった現在は、「このまま定年を延ばし続けて良いのか」を議論する必要はあるのだと思います。定年延長に反対する労働者は少数派なので、このまま続くことが予想されますが、若者を雇用しなくても良いのか、産業は発展するのか、など、重要な論点は多いと考えます。

定年制度は、諸外国（米英など）にはなく、日本の制度なので、日本人が自分達で解決しなければならない問題なのだと考えます。私見では、定年制度の廃止が正しいと考えていますが、諸外国（米英など）の「解雇の自由化」は、日本文化には合わないと思います。

Answer 4

言いたいことは、日本社会の終身雇用・年功序列という武家社会のようなルールを変えて、欧米のように人材の流動性を高めるべきってことですよね。
それ自体はまあ間違ったことではないと思います。

ただ、そのための手段として45歳定年とかはちょっと違うと思いますけどね。
年功序列の昇進・賃金体系をやめて、実力や成果に応じた賃金体系に変更し、レイオフの制限も緩くする…みたいなのが正しい姿かと。

とはいえ、年功序列という前提で若い頃は低賃金でこき使われてきた今40過ぎのような人たちに「これからは成果主義だから」と言っても可愛そうですから、どうやって切り替えていくのかが難しいところですけどね。
そのために定年を45歳にして～では、ただの厄介払い・姥捨て山ですから、企業側の都合でしかものを見ていないとしか思えません。