もう一度、簿記の仕組みを思い出したいのであれば、資格取得までは必要ないかと思いますが、簿記資格でも主催者が3者ありますので、今持っている簿記資格が全商簿記や全経簿記であれば、日商簿記を取得することをお勧めします。 高等学校の商業科で簿記2級を取っているという人の場合、その簿記資格はほとんどが公益財団法人全国商業高等学校協会の簿記資格です。 専門学校の経理科や会計ビジネス系だと多くの学生は、公益社団法人全国経理教育協会 (旧:全国経理学校協会)の簿記能力検定の簿記資格だったりします。 世間では「簿記1級、2級、3級を取得しています」と聞きますと、日本商工会議所主催の簿記検定をイメージしていますので、日商簿記の簿記検定試験の合格が未だなら知識の再確認&学び直しとして日商簿記を受験したらよいと思います。 日商簿記2級と全商簿記1級、全経簿記1級は同レベルと言われています。 ですので全商簿記2級や全経簿記2級の取得は、日商簿記3級と同じです。 日商簿記で2級、3級をすでにお持ちであれば、お薦めな簿記資格があります。 国土交通省登録経理試験の「建設業経理士1級・2級」です。 この資格は、公共工事に入札する際、その会社(建設業と言いましても、建設会社・建築会社だけでなく、電気工事業やとび・土木一式、管工事業、水道工事業など、建設業の許可が必要な29業種)の社員の中で1・2級以上の建設業経理士がいれば経営事項審査という審査の中で加点評価される制度があり、建設業界では会社側にもメリットがあるので事務職に取っておいて欲しい簿記資格となっています。 私もフリーターをしていた25歳手前の24歳の頃、バイト仲間からはじめて簿記というものを聞いて知りまして、会社の儲けや損が分かることに「面白いな」と感じて、市販の書籍で6月に日商簿記3級・全経簿記2級、11月に日商簿記2級・全経簿記1級→ハロワで見つけた税理士事務所に勤務。その流れ(勢いで)→翌年3月に建設業経理士2級を取得しました。 その後、税理士事務所は1年辞めてしまいましたが・・・ やりたい仕事、やってみたい仕事には就いたのですが、給料が低すぎて賃貸アパートの家賃支払いにさえ困り、生活が出来なくて「バイトの掛け持ちのほうがよほど給料が良かった」と強く思い、お金が欲しくて稼げる業界を探し、市販の書籍を使って10月に宅地建物取引士を受験、12月に合格して、税理士事務所は1年で辞めて東証1部上場の不動産会社に転職しました。 某上場企業の面接の際や入社関係の手続きを行っている勤労担当者から「宅建士だけでなく、建設業経理士2級も取っているんですね」と言われました。 建設業関係、不動産業関係の会社では知られている簿記資格ということですね。 ちなみに某上場企業も当時、総合職で事務職も中途採用の募集を出していましたが、採用条件が日商簿記1級または建設業経理士1級の取得者になっていて、さすがにハードルが高いなぁと思ったのを覚えています。 資格取り直しまで考えての学び直しをするのであれば、私は建設業経理士2級の取得をお勧めします。
2人が参考になると回答しました
取る必要はないかと。 勉強し直せばいいだけで
< 質問に関する求人 >
簿記(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る