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自衛官ってオキシポロン、メダナボル等の筋肉増強剤を飲んでもいいんですか?

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    オールドソルジャーの昔話で申し訳ない。 1988年のソウルオリンピックではドーピングという新しい言葉が一般化した。ベンジョンソンはメダルをはく奪され、ジョイナーは疑惑の中若死にした。 連隊の持続走、スキー機動は銃剣道、射撃と並び、戦技競技会の花形であり、各中隊長は旗を取ってこい、と隊員にハッパを掛ける、自衛官としての戦士としての能力にも直結する重大なイベントである。 1980年代後半のある年、それまでパッとしなかったある中隊が、持久系の持続走とスキーで立て続けに連隊旗をかっさらった。中隊100近くが銃を背負って走ったりスキーをしたりするので、例年数秒差の接戦となるのだが、この中隊は2位の中隊を10数秒引き離してのぶっちぎりなのである。 他の中隊の隊員たちも、おかしいな、とは思ったもののあからさまに声を上げる者はおらず、その中隊は2種目制覇!、と湧き上がって時は流れた。 後年、その中隊に所属していた隊員と話す機会があって、その時のことを聞いてい見た。実は…、とその隊員が話したことは、中隊単位のドーピングのたまものだ、というものであった。 大会の前日、中隊長は大会に参加する隊員を会議室に集め、これで栄養付けてくれ、と赤マムシドリングを隊員に1本ずつ配布した。ここまではどこの中隊でもやる、自衛隊なら当たり前の光景。しかしこの中隊はそのあと、飲むときにこれと一緒に飲んでくれ、と一粒ずつ錠剤を配った。これが心臓の働きを整える市販薬『救心』だったのである。これを飲むと心肺機能の活動が高まり、高い負荷に耐えることができ、タイムが上がる、こういう仕組みだっそうだ。 今ではドーピングは悪、という意識が浸透しているが、当時はちょっとくらいずるしても大会でいい成績を残したい、を明確に悪いとする価値基準がまだ確立されていなかった。 その後しばらくすると、中隊で体力練成やスキー合宿に行くと、若い隊員でプロティンをがぶ飲みするような奴が出始めて、ばかだな飯しっかり食えばいいじゃないか、など世代差を感じるようになってしまった。

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