私は、あるスポーツで毎日100回練習しているうちに、ある日突然、以前とは「別人のようだ」と言われたことがあります。自分では上達したか気づかないものです。 おそらく、ただ漫然と100回やっても上達しません。どこが悪いのか欠点を見つけて、直しながら徐々に上達していくものです。 これは囲碁の話ですが、与えられた教材を繰り返して解いても、身に付く人と身に付かない人がいます。つまり実戦で活かすことのできる人、活かすことのできない人がいるのです。「真面目過ぎる人」に努力のわりに上達しにくい人が多いように感じます。 もしよければ、 「上達の法則 効率のよい努力を科学する」岡本浩一(PHP新書)を読んでみてください。 上級者と中級者で終わる人の差がどこにあるのか分析し、上達のための考え方・法則を論じたものです。あらゆる分野に応用が利きます。 そのほか、「GRIT やり抜く力」アンジェラ・ダックワース(ダイヤモンド社)も参考になるかと思います。 こちらは、たとえば、「やっても無駄な方法、やっただけ成果の出る方法」など分析し、どうすれば努力が実るかその方法を論じています。
なるほど:1
自分に向いた方法を見つける事です。そして、自分が試行錯誤しないと見つかりません。100回やって貴方に出来る事がご友人には出来ないのなら、貴方のやり方はその方には合わないという事だと思います。 色々と試行錯誤しながら、合ったやり方を見つけるまでに時間が掛かりますが、そこにたどり着く前に辞めたくなる自分に歯止めがかからなければ、そのジャンルは、そもそもが向いていないのでしょう。
好きかどうか。次に集中力と効率と到達点ですね。 単純に100回やる、例えばテストで100問あるとします。 目標として満点取るために100回やろうとしますよね。 1問から100問を100回やるのと、1問から10問をやって11問から20問をやってというように分散させてやる、どちらが集中力が持ちますか? 同じように、1問から10問をやって11問から20問をやるように100問まで繰り返しやるのと、間違った箇所だけ集めて解いて間違ったものをまた集めてを繰り返して100回やるのとではどちらが100点に近くなるでしょうか? 文章ならどう効率よく書くか、自分がどこでいつも詰まってしまうのか、そういった分析も必要だし、先に結論を決めてしまうというのも必要だし。 文章で効率的なのはナタリー式だと私は思っているので、箇条書きで出だしから最後まで決めちゃって、後は文字数を増やすだけ。 イラストでもヘタな人はクロッキーを繰り返す、そういった努力は必要ですが好きじゃないと続きません。 結局は好きじゃないことは同じ時間かけても興味がわかないので、工夫や応用が思いつかず上達しないし、上達しないから楽しくないってことになります。
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