各自推定になっている現金を求めていますが、何度やっても貸方残高と借方残高が答えの数字になりません。

Question

各自推定になっている現金を求めていますが、何度やっても貸方残高と借方残高が答えの数字になりません。どの勘定を足して、借方と貸方それぞれの合計にたどり着くのか、教えて下さい。

ちなみに答えは貸方残高2,957,800-借方残高2,264,900=現金692,900

よろしくお願い致します。

Answer 1

◆減価償却累計額勘定の決算整理前残高について
まずは減価償却累計額勘定の決算整理前残高を計算します。
備品については決算整理事項の３で前期の期首に取得、使用を開始していることを読み取れるので、減価償却累計額勘定の決算整理前残高は当該備品の前期１期分の償却額になります。

〔計算〕
216,000÷6年＝36,000
36,000×12ヶ月/12ヶ月＝36,000

以上より減価償却累計額勘定の決算整理前残高は36,000と計算することができます。

◆現金勘定の決算整理前残高の計算について
【１】借方に残高が生じている勘定（現金を除く。）の残高
当座預金 801,600
受取手形 168,000
売掛金 192,000
仮払消費税 49,200
繰越商品 60,000
備品 216,000
仕入 492,000
給料 49,000
広告宣伝費 36,000
支払家賃 144,000
租税公課 33,000
支払利息 24,100
（現金を除く借方残高合計） 2,264,900

【２】貸方に残高が生じている勘定の残高
貸倒引当金 4,800
減価償却累計額 36,000
支払手形 276,000
買掛金 142,000
借入金 200,000
仮受消費税 96,000
資本金 1,000,000
繰越利益剰余金 200,000
売上 960,000
受取手数料 43,000
（貸方残高合計） 2,957,800

【３】現金勘定の決算整理前残高
2,957,800－2,264,900＝692,900