休憩時間と待機時間について。

Question

休憩時間と待機時間について。セルフサービスガソリンスタンドで勤務している者です。
複数レーンのうち、1レーンのみフルサービスなっています。

22時から8時までの夜勤帯の勤務を任されることがあり、午前4時までは3人、それ以降は2人での勤務になります。
2人での勤務時間の場合、休憩時間であってもフルサービスにお客様が来店された場合は休憩室から出て作業しなければなりません。（1人が監視業務を行い、1人がフルサービス作業を行うためです。）
3人で勤務している時間帯であっても、社員に任されている業務は社員のみが行わなければならないので、同じように休憩時間であっても作業を行わなければなりません。
日中の4〜6人の勤務時間帯も同様です。

そのため、常にインカム（無線機）を繋ぎ、すぐに対応できるように準備しつつ休憩を取っているのですが、この場合の休憩時間は待機時間扱いになることはないのでしょうか？

また、夜勤退勤後に市場調査（周辺ガソリンスタンドの価格調査）を行うように命じられ、30分の残業が頂けるのですが、業務の引き継ぎで退勤後20分以上使い、市場調査で30分以上必要になります。
また、市場調査後は職場に戻り報告をする必要があるため、退勤後1時間以上業務についている事になると考えているのですが、30分の残業分しかいただけないのは違法ではないのでしょうか？

さらに続けて申し訳ないのですが、
出勤ギリギリに職場に着いた時（10分前で、制服に着替えたり準備をするには余裕のある時間）に、
「社員は周りの手本にならないといけない。また、業務が忙しいようなら手伝わなければならない。そのためもっと早く来てほしい。」
と伝えられました。
具体的に45分より前に出勤していなければならないのですが、これは15分間労働（待機時間）に含まれることはないのでしょうか？

法律に詳しい方、よろしくお願いします。

Answer 1

休憩は労働から完全に解放されている状態でなければならないので(労働基準法第34条第3項)、インカムをつけて待機しているのは「手待ち時間」であって休憩ではありません。よって、その時間は賃金(状況によっては割増賃金も)の支払い義務が生じます。(同第24条、第37条)
店外調査や早出の命令も同様です。