「防水」ではなく「放水」、ですよね? 閉鎖型スプリンクラーヘッドのみを設置する場合は、ヒュージブルリンクが開放されたヘッドのみから放水します。 仮にスプリンクラーポンプが起動したとしても、未開放のヘッドからは水は出ません。
スプリンクラーには閉鎖型と開放型、その他放水型などがあります。 問題にされている閉鎖型スプリンクラーですが、これはさらに湿式と乾式、予作動式に細分化されます。 最も一般的な湿式の閉鎖型スプリンクラーで説明しますと、配管内は常時水で満たされており、一定の水圧がかかっています。スプリンクラーヘッドの感熱体が熱により溶融すると、部品がバラバラになり、いわゆる栓が開く状態となって、「そのスプリンクラーのみ」放水が開始されます。放水により管内の水圧が低下しますので、それを(流水検知装置が起動する場合もありますが、)圧力タンクが検知し、ポンプを起動させて連続的に管内に水を供給します。炎の範囲が広がれば、その部分にあるスプリンクラーヘッドの感熱体が溶融し、順次放水がされていきますが、炎の届いていない他の階で放水がされるということはありません。 舞台などで用いられる開放型スプリンクラーなどはまた違う機構です。一斉開放弁を開いて一定範囲のスプリンクラーヘッドから放水するタイプのものもあります。
< 質問に関する求人 >
消防(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る