目指してなれるようなものではありません。 研究者としての適性がないと大学院に進んでも苦労するだけでしょうね。 同じ教員と言っても,高校までの学校の先生と大学の教員は全く違います。 大学の教員は研究者でもあるので,各々専門領域で論文の発表や専門書の執筆などで研究実績を積む必要があります。単に大学で授業を教えているだけではありません。 中・高の教員を10年やって経験を積んだから次は大学の教員,というようなものではありません。
初等・中等教育の教諭と,大学の教授とは,仕事が全く 異なります。大学の教育とは,教員(教授・准教授・ 助教)が実施している研究で得た情報や成果を使って 学生を教育することです。ですから,教員免許は不要で, きちんとした研究ができることが,最低限の条件になり ます。特に大学院でも教育をするためには,博士号を 持ってないと教員にはなれません。 教員は現在は原則公募(公募情報は下のアンカーから) https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop でしか選べません。いつ,どんな研究分野の公募が, どこの大学のどの学科で発生するかは,なかなか予め 知ることは不可能です。というのも,教授が退職した あとのポジションを,その教授の研究分野の人で 埋めるとは限らないからです。したがって,そこの 准教授が教授にあがえるとも限らない。いまや世界中 から応募がありますから,外国人を積極的に採用する ポジションかもしれない。 応募しても,一つのポジションに複数名が応募します から,競争率は数倍から10倍以上。その中から0名か 1名が採用されることになります。判断は,業績です。 主に研究業績と外部資金獲得状況等です。 年収がすごい?????? どこにそんな情報があり ましたか?平均1000万円未満です。国立大学で,給与 の俸給表の一番高い号をもらっても,1千数百万円 ですよ。民間企業の取締役の方が圧倒的に高給取りです。
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大学教員には採用試験が定期的にある訳ではありません。 講義を担当する教員が欠けた,ある研究分野を担当する教員が欠けたときに,募集が行われます。 (採用試験の代わりに)それまでの研究業績(発表した論文の数や質)や教育実績を評価されて,適格と判断されれば採用です。 採用後も安閑としてはいられません。研究業績をあげ続けなければなりません。 研究志向のない普通の小中高の教員では務まりません。
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