解決済み
通訳になりたい。高校1年生です。昨日、スタディサポートで私にあったおすすめの大学を知り、その中でも通訳論がある大学を探していました。出来れば金銭的な問題のため国公立に行きたいと思っています。 調べたあとでいいなと思った大学名をあげさしてもらうと、 東京外国語大学 滋賀県立大学 国際教養大学 私立も考えるなら 関西大学 同志社大学 国際基督教大学 です。通訳の仕事は「○○大学入れば絶対なれる!」というものがないのでいっそうのこと専門学校に行くべきかと思ったこともあるのですが、英語以外にも勉強したいこともあるので大学に行きたいです。どこが1番通訳に力を入れていますか。この他に、通訳論があったり留学制度が優れている大学があれば教えてください。
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おそらく貴方の親世代になると思いますが、東京外大卒で通訳・翻訳業をしている者です。 通訳というのはただバイリンガルで外国語を自由に操れれば誰でもできるというものではなく、通訳論と呼ばれるような特殊な技能が必要であるという点をよく理解されている点、よく研究なさっていますね。 東京外大の言語文化学部にそうした分野を専門に学ぶコースがあります。 http://www.tufs.ac.jp/education/lc/outline/course/course_04.html 阪大の外国語学部(旧大阪外大)にもおそらく同様の科目が設置されているのではないでしょうか? ただ、業界の現状と将来について少しだけ…。 今までの通訳・翻訳業界は難易度の高い物から易しい物まで幅広く仕事の機会がありましたが、最近ではAIによる翻訳の精度が急速に向上し、多くの翻訳家の仕事は自動翻訳された文章を監修・適宜修正を加える程度にまで変わってしまいました。よって既に高い報酬も見込めないようになっています。フリーランスの場合、通訳だけでは安定した収入を計画できませんので普通は常に翻訳案件を受けておくわけですが、そちらの依頼件数も収入も頭打ちというのが現状なのです。 ですから、もし日常的に通訳・翻訳業務をこなしてスキルを磨きつつ、安定した収入を得る事を考えるなら、外務省や国際機関・企業などへの就職を目指されるのが良いでしょう。実際私自身も政府機関の顧問職と大学の教員を本職にしつつ、その中で政府間交渉や国際会議、(運の良い時には)皇室の御公務の通訳などを担当しています。逆に言えばそういったここ一番というお仕事は、いきなりフリーランスの方々には依頼されないという事です。 あとは法廷通訳人登録をして、裁判所から依頼をお受けすることも多々あります。外国人がらみの訴訟は年々増えているように感じます。 そして少し人生経験を積まれたら、AIには決して任せられない分野である文芸作品や映画字幕などの翻訳を始めるのも良いでしょう。 大学のご相談からずいぶん脱線しましたが、通訳・翻訳業界の様子を少し先輩としてお伝えしたく思った次第です。 応援申し上げます!
なるほど:9
ありがとう:1
その中なら、東京外国語大学にしておきなさいな。 あと、通訳については君が思っているより過酷な現実があるから、そこもしっかり知っておくといい。
なるほど:3
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