東大出身で銀行員なる人と、同じく東大出身で財務省、金融庁、国税庁(官僚)になる人は、志がどう違うのでしょうか？

Question

東大出身で銀行員なる人と、同じく東大出身で財務省、金融庁、国税庁(官僚)になる人は、志がどう違うのでしょうか？半沢直樹を見て素朴な疑問です。

銀行員は民間では超勝ち組(頭を下げない職業)だとして、省庁に対しては頭を下げていたし。

Answer 1

目先のカネか権力を取るかの違いです。メガバンクの年収は課長になる前に財務省の局長とほぼ同じになります、ところがカウンターパート（同じ立場で会える身分）では財務省の課長とメガの役付き役員です。局長に会えるのは副頭取クラスだけ。

目先と言うのは、役人は後に出世して退職金と天下りで逆転します、長い目で偉くなるなら役人、目先稼げるなら民間です。

権力はカネでは買えないんです。

Answer 2

国税庁に入るには国税専門官、財務省に入るには国家公務員試験に
合格することが必要。
メガバンクに入るには入社試験に合格すれば良い。
試験の内容が少し違う。
銀行の方が、結果採用人数は（財務官僚と比べて）多いでしょう。
その意味では日本銀行に入ると、どこへも頭は下げないでしょうね。

銀行員も営業にでます。個人客ではなく、
法人（会社）に行く。
お金を借りてほしい、どこにどう貸せば利益が出るかです。
借り手が無ければ（そういうことは少ないが）銀行は収入が無い。
小説やドラマは現実ではないので、
ソコをしっかり理解してください。