解決済み
必要とされている、とても素晴らしい仕事だと思います。歯科技工士は銀歯を作ったり、入れ歯を作ったりしますが、芸術品とか美術品を作っている訳ではありません。綺麗なものを作るという芸術というよりは、機能的で患者さん1人1人に合わせて、手作業で作るという仕事です。これには長年の経験が必要です。 私は歯科医師で、銀歯や入れ歯も立場上では作れる権利はありますが、正直技工士さんみたいに上手には全くできません(笑)歯科医師は学生実習以外はなかなか、技工をしないため、技工士さんが必ず現場では必要です。 ただ、現状で収入は高い技術を持った職業の割には恵まれていないです。それ故に技工士の志望者数も減っていますし、高齢の技工士さんは引退間近です。また、一部の技工士さんは日本の収入を含めた条件の悪さが理由でオーストラリアに行ってしまいました。オーストラリアでは、その技術が高く評価されているので、1000万円近く頂いているそうです。日本との待遇の違いに驚かされますが、これが現状です。正直、日本にも技工士は必要なので、日本でも技工士として活躍もして頂きたいですが、収入等満足が行かない時は私の知り合いの技工士さんみたいにオーストラリア等で仕事を持てば、とても良い収入になります。そのオーストラリアに行った技工士さんも最初は興味本位で行って仕事しただけでしたが、その待遇の良さとやりがいから、もう何年もオーストラリアから日本に帰って来なくなりました(笑)なかなかこんなことを知る機会がないので、信じがたいですが、オーストラリアでは高待遇のようです。私も依頼していた技工士さんが、オーストラリアに行った時に初めて知りました。 また、今はセレックと呼ばれる自動で人工の歯を削り出す機械があるから、今後は技工士が要らなくなるということも言われていることがありますが、当分の間はそんなことはありません。実際に今でも機械のみでなく、最終的には技工士さんの技術が必要ですし、最初に述べた通り、芸術品でも美術品でもなく、患者個々のものを作製するので、機械の力では精度的に満足がいくものができません。それぐらい、技工士さんの技術が高いということです。 正直技工士さんとして働くとしては、日本では待遇が思うより良くないのが現状です。ただ、現状で技工士は必要ですし、自分で待遇に納得が行かなければ、オーストラリア等に行くことも有だと思います。今は上の通り、コンピューターで技工物作ることもできてきているので、オーストラリアに行かなくても、日本でオーストラリア向けの技工物を担当することもできてくるかもしれません。自身が本当に技工士になりたいとお思いでありましたら、現状は厳しいですがそれは他の職種にも言えることですし、なるのも良いです。なった後で待遇に不満があればオーストラリア等で相当な待遇が頂けるそうですし、本人次第で技工士としての将来は全然変えられると思います。
なるほど:1
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