扶養内でパートで働いています。 人員的に厳しくて、最近勤務時間が増えました。当然１ヶ月の給料も増えます。

Question

扶養内でパートで働いています。

人員的に厳しくて、最近勤務時間が増えました。当然１ヶ月の給料も増えます。とりあえずまだ一年の前半なので、後半に勤務時間を減らしてもらうつもりでおりました。

しかし、職場の管理者から
「月の飛び出た分の給料は現金で払うから、タイムカードは押さないで」
と言うようなことを言われました。

え、それって脱税ですよね？
それで扶養内ということで控除してもらうのですから、我が家が脱税したことになりますよね？

そんなこと提案してくるなんてあり得なくないですか？
それとも一般社会では暗黙の了解でよくあることなんでしょうか。

年の後半で少なくして下さいと頼むと、
「扶養内（103万円以内）で働くパートさんの給料は月に限度額が決まっているから（8.8万以内）それは難しい」
と言われました。

そんなことってありますか？

とりあえずまだそこまでには至っておりませんが、モヤモヤしながら働いています。

例えば半年で103万稼いで、半年は何もせずにいる場合、扶養から外れてしまうのですか？

なんだか色々なことで混乱しています。

Answer 1

ブラック企業ですね。
あなたに現金で渡すお金は、会社が申告しない不正なものとなります。
会社も貴方も、脱税です。

所得税のかからない１０３万は、１年間の合計なのですが、特に問題になるのは、１３０万を超えた場合です。

１３０万は、社会保険の扶養条件です。これは年間ですが、月額でも108，334円未満でなければなりません。

もし、会社の不正が判明すると、あなたは所得税の支払いと、社会保険の扶養から脱退しなければなりません。

この社会保険の扶養のさかのぼっての脱退は、大変なことになります。
さかのぼって、自分で国民健康保険と国民年金に加入するので、保険料の支払いが発生します。

また、その間に病院に受診していたなら、全額自費払いに切り替わり、医療費の７割を返還します。
その医療費が莫大になる危険があるのです。
急病、大病、大事故などの医療費は、健康保険が無ければ簡単に数百万単位になるからです。それを、あなたが支払うことになります。

その会社で働き続けるのなら、扶養から外れて、年収１５０～１６０万を目指せば、扶養時より不利にはなりません。