4月から美容専門学校に入学するものです。

Question

4月から美容専門学校に入学するものです。目指しているのはネイリストです。
トータルビューティー科に入学するのですが
初めの半年でネイルやエステなど総合的なものを学習し
残りの1年半はその中からひとつ絞って勉強します。
計2年で卒業です。

そこと同時進行で美容師の国家試験を勉強できるプランがあり、2年は上のトータルビューティーと同時進行で(通信？のようなかんじ)で勉強しつつ、プラス1年で美容師の技術を詰め込むというかんじです。
計3年で卒業です。

アイリストなどは国家試験がないと仕事ができないと知りました。
ネイルサロンなどでマツエクなども一緒にしているサロンも少なくないと思います。
そこで質問なのですが、ネイルを1本だと将来厳しいと思いますか？就職する時などに国家資格を持っていたほうが強いなどあるのでしょうか？

例えば美容師であればOCEAN TOKYOさんなどが有名ですが、ネイリストでここに就職できれば一流などそういうお店はあるのでしょうか？
教えて頂きたいです。

Answer 1

美容室経営者です。ネイルも併設しています。

美容師も「儲からない職種」と揶揄されますが、ネイルはそれを上回るプアビジネスです。
手間がかかるのになかなか売上が上がりません。、手間と料金が見合っていないのはもちろんですが、他にも「資格がいらないので誰でもできるから競争が激しすぎる」というのもあります。

ウチに凄腕ネイリストがいますが、もともと天才的な才能のある子で、まさに米粒に字がかけるレベルの器用さです。
鬼滅を描いた痛ネイルをインスタに載せただけでお客様が集まりますが、それは一流の天才だけができる集客方法です。

高価格でも集客に成功しているブランドネイルサロンなんてあまり聞いたことがありません。「あそこに就職できたら安泰」みたいなサロンは無いと思います。結局は本人の実力次第です。

ネイルはヘアーよりも才能で決まってしまう要素が強く、才能のない人が努力したところで過当競争と価格競争の中、つきなみなネイルを時間との戦いで数をこなすだけに陥る人が多いです。
「自宅を改造してネイルサロンを作って独立」して失敗する人はやたら多く、下手すると独立から閉業までの間、お友達数人しか来なかった、という有様だったりします。

アイリストは、10年後にどうなっているのかもわからない仕事ですが、基本的に美容師で失敗してアイリストに流れた人だけで数が足りており、あれだけのためにカットもセットも練習して学科も勉強して国家資格を取るのはあまりに費用と労力が見合っていません。

実は美容室のネイルコーナーでネイリストをする場合は国家資格が必要なのです。
ウチではネイル専門の人を雇って採算を取るのは至難なので、美容師と併用の人しか採用しませんが、ネイル専門店は資格は要りませんので国家資格は要らないと思います。
ただ、ネイリストになるだけで2年も学校に通うのはちょっと無駄な気もします。

Answer 2

美容師免許はあったほうがいいよ
あと、一流な店はコンテスト優勝とかしないと厳しい