社労士・行政書士事務所に勤務経験のある者です。 ①宅建→行政書士→司法書士の順で資格取得をされる方も、相当数見受けられます。 理由としては、いずれも試験科目に民法(宅建は権利関係)があることや、宅建士と司法書士の業務はいずれも不動産取引に関わること、行政書士と司法書士を兼業すれば、例えば会社設立の手続きを依頼されたような場合、定款の作成・株主総会議事録の作成から法人の登記までワンストップでできる等の利点があること、難易度の低めの試験から徐々にステップアップしていけること等が挙げられます。 ②一方、司法書士試験の受験の間に、宅建と行政書士試験を受験する方も相当数おられます。 何故それが可能かと申しますと、司法書士の筆記試験は例年7月(昨年はコロナ禍で例外)に実施され、合格発表は10~11月になされます。 例えば、7月に司法書士の筆記試験を受験し、合格発表を待つ間の10月に宅建士試験を受験します。 万一、司法書士試験が不合格だった場合、次の年はまた7月に司法書士試験を受験し、また合格発表までの期間を利用して11月に行政書士試験を受験する訳です。 宅建士は3ヶ月、行政書士は4ヶ月しか学習期間がありませんが、既に司法書士試験で民法はかなり深い学習を終えており、あとは、それぞれの試験のカバーしていない科目を学習すればよい訳です。 そもそも、短期間で宅建や行政書士の資格を取得できない人は、司法書士試験に合格できる適性がないと思います。 司法書士試験合格まで早くて受験3回目だとして、1回目の受験の後に宅建を受験、2回目または3回目の受験の後に行政書士を受験、という感じになります。 個人的には、こちらのやり方をお勧めします。司法書士試験の合格発表までの期間を、有意義に過ごせるからです。 ③司法書士と社労士との兼業、面白いと思います。 投稿主さんの仰る労務相談と権利擁護のワンストップも素晴らしいと思いますし、他にも例えば、法人の設立を依頼された時に、法人の登記と就業規則の作成、適用事業所設置届などを一括して受けることもできるので、活躍の場が広がると思います。 投稿主さんの今後益々のご活躍をお祈り致します。
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宅建資格は試験科目から言っても、万が一の転職用にも難易度の割には有益はな資格です。社会保険労務士や行政書士の資格は転職や独立開業にはほとんど役にたちません。司法書士と相性が良いのは土地家屋調査士です。ただし、司法書士がメインで調査士は家屋のみで土地の測量はしないのが効率的です。司法書士と鑑定士の両立は困難です。因に、私は司法書士、調査士、鑑定士、社会保険労務士、宅建の有資格者で行政書士の資格は持っていません。私は司法書士がメインで、調査士は家屋のみ、鑑定士は最後は名刺の飾りになりました。一人で色んなしかくわ
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