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初めまして、私は医療系大学に通う2年の者です。大学では作業療法士を目指して勉強しています。最近、将来のことについて考えていたときに、特別支援学校の教諭に興味を持ちました。大学の実習でも子供達と関わることがあり、その影響からです。しかし、医療系学部には教職課程はなく、今の大学を卒業しても取れる資格は作業療法士のみです。また、大学院について調べてみても、一種の教員免許を持っていなければ入学できないと分かりました。そこで質問ですが、大学卒業後から教員を目指すことは不可能なのでしょうか?まだ教員になることについて知識が浅い状態ですが、何か手段があれば教えてください。
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これについては単純な話ではあるんですが、大学に二度行ってはいけないという法律がある訳では無いので、教員を目指す人は大学卒業後に別の免許が取れる大学に入学して頑張る。という事になります。 免許が取れれば別に短大でも良いわけですし、大学でも良い訳です。 また通信制大学とかでも良いですし、夜間学部とかでも良い訳です。 なので、そういう方法を取る人が一般的です。 が、ここからはちょっとマニアックな話になりますが・・・ "特別支援学校の教諭"と言っても、実は3種類の人達がいます。 ・特別支援学校教諭 ・特別支援学校自立教科教諭 ・特別支援学校自立活動教諭 です。 この中で、大学で取ったりする事が出来るのは、1番目の特別支援学校教諭の話になります。 なので通信制などで取る場合も、1番目の免許になります。 この特別支援学校教諭の免許ですが、担任になったりするなど、業務の全般を担当する教員になります。 それ以外の自立活動教諭ですが、こちらは取得出来る人に細かい条件があり・・・ 自立教科(理療)の免許は医師免許保持者。とか、自立教科(理学療法)は理学療法士の資格保持者とか、そういう制限があるんです。 そしてもう1つの自立活動教諭ですが、これは障害対応を中心に行う教員になります。 この自立活動教諭ですが、大学では元々取る事が出来ず、取る為には特別支援学校教員資格認定試験という物に合格しなければなりません。 試験は、言語、聴覚、視覚、肢体の4分野でどれかを選んでの受験になります。 1次試験は教職教養のマークシート30問と、自立活動のマークシート30問です。それぞれ18問以上正解すれば合格です。 2次試験は、論述、面接、実技の3つで実施されます。 実技については受験する4分野に沿った内容になりますが、毎回変わる上に1次試験に合格しないと内容は通知されません。 その上で、最後の自立活動教諭ですが・・・ 肢体分野を受ける場合で、理学療法士または作業療法士の国家資格保持者は、2次試験の実技を免除とする。という規定があります。 なので作業療法士があれば実技試験が無くなるのでやりやすくはなります。 という訳で現在の質問者様の場合ですが・・・ 「どこでも良いので免許を取る大学に在籍して特別支援学校教諭の免許を取る」という方法と、「教員資格認定試験で特別支援学校自立活動教諭の免許を取る」という方法の2つがあります。 なのでどちらか好きな方を選んで貰えれば良いとは思いますよ。 長くなりましたがとりあえずはこの辺で。
>そこで質問ですが、大学卒業後から教員を目指すことは不可能なのでしょうか? 教職取れるトコロへ編入するとか入学するとか、かな。
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