いずれも高い研究開発力を有する業界リーディングカンパニーなので、単にそう聞いただけでは何とも言えません。理系出身で、技術系総合職に就いている者であれば、大学で何を専攻していたか、どこに配属されそうなのか、に関心があるでしょう。 これらの企業は多くのグループ企業があり、本体内にいくつかの研究所(研究開発部門)と、製品開発と製造を担う事業所(工場部門)があります。たとえばSONYであれば厚木などに複数の研究拠点(テクノロジーセンター)があり、さらに別会社として(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所があります。富士フィルムも、神奈川に先端コア技術研、高機能材料研など多数の研究所があります。一般に本体以外のグループ企業への就職は格下と見られますが、ソニーコンピュータサイエンス研究所への就職はソニー本体より難易度が高いです。これは(株)豊田中央研究所がトヨタ自動車より、(株)本田技術研究所が本田技研工業より難易度が高いのと同じですね。 これらの研究部門は、鉄道総研、JAXA、日立中研、日立研、三菱先端技術総合研、東芝研究開発センター、理化学研究所などと並び、国内有数の研究機関です。 一方で、これらの製造業では、例えばこの三菱電機採用を見ても分かりますが、https://www.mitsubishielectric.co.jp/saiyo/graduates/recruit/data/index.html 研究職(研究開発)に限ると15%であり、R&Dまで拡げて考えると69%になりますが、残りの31%は研究、製品開発に間接的に必要な技術部門となります。これら大手の場合、研究職は難関国立早慶の院卒、特に博士卒であり、設計は国立MARCH関関同立の院卒、ですが、生産技術・品質管理などは地方国立や4工大などの学部卒からも採用されていますね。
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