解決済み
作業療法士の方に質問です。 作業療法士の勉強ってどんなことを学習するのかと思い本を見てみました。解剖学 第5版 (標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野) 奈良 勲 (著) この本なのですが、こんなに小難しい体の部位の名称を全部暗記したり全ページ勉強するんでしょうか? こんな本が何冊もあるんですよね。 学校とか見たら合格率100%とかありますが、優秀過ぎる人しか作業療法士になれないんですかね。 漢字とかも難しくて素人では読めないものもたくさんありましたし、用語も難しくて何ページか読みましたが良く理解できませんでした。 作業療法士になるには膨大な勉強量がいるのでしょうか? 知り合いは3年制の学校で3年生の夏くらいから本格的に勉強したけど合格したと言ってました。 その人が優秀過ぎるだけでしょうか? 合格された方は1年制から毎日復習とかしていたんですか?それとも国試の半年前くらいからそろそろ勉強しようかみたいな感じだったんでしょうか? 作業療法士の勉強事情について教えてください。 理数系や英語が全く苦手なら無理な試験ですか?
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元作業療法士で養成校の教員です。例えば、今年の2月の作業療法士国家試験を受験した新卒者は5千人を下まわっていますが、現在作業療法士の養成校の入学定員は7千人程度です。ざっくり言えば、2千人ぐらいの学生さんが国試受験にたどり着けてません(定員割れなども考えないといけませんけど)。養成校では、質問者が具体的に提示されているような基礎医学は早い段階から取り組むように指導しますし、それができて次に臨床医学、作業療法学へと指導し、講義を聴いて、その中身を理解できるように勉強するように促します。学生さんの「頭の良さ」というよりも、日常的に勉強できるかが鍵となって、国試受験までたどり着けない、という残念なことも生じてきます。日常的に勉強することができなければ、学習内容をこなすことはできず、必要な単位の取得が困難です。一方、通常のカリキュラムをこなしていれば、最終年度の前期の臨床実習とその後のまとめ(これが「国試対策」ですが)で、十分に国試合格となっていきます。このような方であれば、国試対策もそれほど苦労しなくてすむと思います。高校の成績が良い学生さんは、日常的に勉強することをあまり苦にしないことが多いので、養成校のカリキュラムにもついていけるという傾向は確かにあるのですが、高校時代に全く勉強しなかった、という学生さんでも、それまで日常的にしなかった勉強をすることができて、養成校のカリキュラムをこなせれば、国家試験合格にたどり着くことができます。一般には使われない医学用語などがあふれて、方向も見当もつかないように見えるかもしれませんが、養成校で1,2年勉強すると、いつのまにか、使いこなすようになっていたりしますので、勉強の仕方や養成校の指導法、促し方などいろいろな組み合わせが影響するのでしょうね。確かにいろいろな学生さんがいますが、それぞれ可能性はある、と言うのが元教員の印象です。
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