特別区公務員試験の面接ですが、これを人事院面接 と言う人もいるし、人事委員会面接と言う人もいます。

Question

特別区公務員試験の面接ですが、これを人事院面接 と言う人もいるし、人事委員会面接と言う人もいます。どちらかは間違いだと思うんですが教えて下さい。違いの概要説明もいただけるとありがたいです。

Answer 1

特別区には人事院はなく、人事委員会が試験を執り行っていますから、正しくは「人事委員会面接」でしょうね。

人事院面接(人事院がやっている面接)があるのは国家公務員の採用試験です。

ただし、人事委員会がやっている面接試験でも、市町村や都道府県の行うものに関しては「人事委員会面接」とは言いません。
特別区では人事委員会面接と区面接と分かれているために敢えて「人事委員会面接」と呼んでいるからです。

また、各区内にも人事組織はありますが、こちらは人事委員会ではなく、〇〇区総務部人事課(職員課)と分類されています。

Answer 2

特別区の公務員は地方公務員です。
一方で人事院は国家公務員法に基づく機関ですから、特別区の公務員採用に関与しません。
ですから、どちらかと言われれば「人事委員会面接」が正しい(公式には「人事委員会面接」との語は用いられていないと思いますが)です。