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公務員として就職する場合県庁の方が市役所よりも難易度が高いという記事が多いですが、倍率で見ると県庁の方が低いように思えます。それでも県庁の方が難易度が高いと考えられている理由はなんだと思いますか?
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倍率だけ見たら、市役所の職員採用試験よりも東大入試の方が簡単に見えますが、実際は後者の方が格段に難しいですからね。市役所等と都道府県庁に関しても倍率だけでは測れない難易度が隠れているのです。 まず市役所と都道府県庁で異なるのは、1次試験(筆記)の科目数と難易度です。 政令指定都市や一部の主要都市を除けば、市役所の1次試験では教養科目試験やSPI等の試験しか課されません。「大学卒業程度の教養」と宣いつつ、実態は高校卒業程度の教養を測る試験なので、高校までの教育課程をきっちり修めた者であれば、何も難しくない試験です。 これに対して、(調べたことはないですがおそらく全ての)都道府県庁では、教養科目試験に加えて専門科目試験も課されています。専門科目とは、憲法、民法、行政法、経済学、社会学etc…基本的には大学に進学してから学ぶ科目ですが、この全てを均一に学べる学部はおそらくないので、専門外の学問を独学ないし予備校等を利用して身につけなくてはなりません。教養科目試験も、市役所等のものに比べると難易度が高いです。 そんなわけで、まず筆記の難易度がかけ離れています。そして、筆記の難易度の差異により、受験者層にも違いが生じます。 市役所等の採用試験には、民間就職を主軸とした人や、公務員専願だが学力に自信のない人が多く集まるので、採用予定者数に対する受験者総数は多いですが、受験者の質は(言い方は悪いですが)低いです。 対する都道府県庁は、民間メインの人が気軽に寄り付けず、公務員専願の人でも志す人は限られるので、採用予定者数に対する受験者総数はあまり多くないですが、受験者の質は高い傾向にあります。 以上がざっくりとした1次試験の話。 2次試験以降は各市役所等と各都道府県庁ごとに特色があるので、都道府県等だから難しいということはありません。どちらも難しいです。
市役所は8割取れたら一次を通りますが県庁は9割取れないと一次を通りませんし採用もありません。
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