解決済み
大学職員を志望している者です。今、私は某有名私立大学の書類を書いています。そこで、「あなたが大学職員として取り組みたい仕事」にという設問がありました。私は、学生支援か広報どちらかで書こうと思っているのですが、学生時代にPR活動があることから、広報の方で書こうと思いつつあります。 有名ではない大学では知名度が低いことから、広報の仕事がとても忙しいと聞いたことがあります。 一方で有名な私立大学の広報は、すでに大学として有名で、知らない人はほぼいないぐらいの知名度なので、やりがいが少ないのではないかと思っています。 なので、広報の仕事において有名私立大学は問題点がないため、新しく取り組むことがほぼないのでは?と思っています。 また、私の志望している大学は母校ではなく、高校や予備校に向けてどのようなPR活動をしているのか、ましてや、オープンキャンパスも行ってないため、何が問題点で、「私が貴校で働けるなら、〇〇が問題点だから、新しくこうしたい」というものが思いつきません…。 それだったら、学生支援の方向で書く方のが書きやすいですかね?
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大学職員をしているものです。 大学の広報には、受験生を獲得するための広報と、法人全般の情報発信を担う広報の二つの側面があります。全ての大学がそうではないですが、一般的に前者を「入試広報」、後者を「広報」と言い分けているところが多いです。 質問者さんは、恐らく、入試広報の話をされていると拝察します。この入試広報は企業でいうところの営業に近いセクションで、さまざまな媒体に広告を打ったり受験生向けの大学案内冊子を作るだけではなく、全国の大学説明会イベントや高校に出張して受験生に大学の魅力をPRしたり、オープンキャンパスなどのイベントを実施したり、受験生の進路相談などの問い合わせに答えるといったことが主な仕事になります。入試の実施部隊と協力して仕事をすることになるので、合わせて一つの部門になっていることが多いです。 留学生の獲得も重要なミッションなので、海外の進学イベントに出展してPRすることも多いです。残念ながら日本の大学は海外での知名度が低いので、有名校であっても国内のようにはいきませんから、苦戦することが多いです。よって、有名大学が抱えるPR上の課題とも言えます。なお、この業務は入試広報部門が担っているとは限らず、国際部門が担当している大学もあるなど、学校によってまちまちです。 国内の受験生であっても、大学名を知っているだけで、学部ごとの特色や学生生活の違いなど、知らないことがいっぱいあります。有名大学ほど、イメージが先行して誤解されていることも多く、大きな大学ほど学部ごとに文化や特色、立地も異なります。質問者さんは、有名な私立大学の広報はやりがいが少ないと思われたかもしれませんが、有名大学側は大学名だけで受験する受験生よりも、その大学や学部の中身を知り、目的を持って進学する受験生に大学の門を叩いて欲しいと願っていますから、それらが伝わるようPRにも力が入っていると思います。 一方の入試では無い広報は、学校法人全体の情報発信に関わる業務です。公式ウェブサイトで発信されているさまざまな情報に関わっていると考えればわかりやすいと思います。有名私立大学のウェブサイトを見ると、入試広報が担う受験生向けのコンテンツは別構成になっている大学が多いと思います。規模の大きい大学ほど、入試広報と広報の部門が分離している場合がほとんどです。ウェブサイトの構成から、読み解くことも可能ですが、志望されている大学の組織図も確認してみてください。 質問者さんが志望している有名な私立大学の広報業務の中で難しい仕事があります。それはネガティブな出来事への対応です。事故や不祥事など有名な大学であればあるほど、センセーショナルに報道されます。その説明のための記者会見や説明文を準備することも、広報の重要な仕事になります。取材に訪れる報道機関の対応や、抗議の電話やメールにも最前線で対応することになります。これらの一連の業務は、迅速かつ正確な対応が必要で、神経を張り詰めて取り組まないといけません。 「広報」というと攻めるイメージがあると思います。例えばファッションブランドであれば、創造を繰り返しながら新しい価値観を切り拓くことでブランドの価値が高まるのではと思います。一方で大学のブランドは、攻めること以上に守り続けることも求められます。大学の現在と伝統を丁寧に発信して、在学生から何十年も前に卒業した卒業生まで、世代を超えて母校として愛される大学であり続けることは、容易ではありません。 長くなりましたが、広報についてPRされるのであれば、「入試広報と広報の違い」「有名大学故の難しさ」を意識して考えてみると良いのではと思います。参考になれば幸いです。
なるほど:1
21卒で都内の某私立大学職員に内定している者です。 もう選考の終わってる都内の有名私大のes書類は全て通りました。(全く接点のない大学ばかり) 多くの就活生は大学職員という仕事に対して、学生や教員との接点のある仕事(学生・教職支援)や大学をより多く人に認知してもらうこと(広報)、留学生を増やすこと(国際化)を書きがちだと思います。 それは一番大学職員としての仕事のイメージがし易く書きやすいからだと思います。 もちろん説得力があれば良いと思いますが、たぶん大学人事の方もそういったものはだいぶ見飽きてるだろうと思ったので、私は少し違う切り口で書きました。 ざっくり言うと 大学は地域社会における生涯学習の拠点としての価値を高めていく必要があると感じたので、それを書きました。 あまり具体的には書かずに、キーワードを散りばめて、面接で掘り下げて質問されるので、自分の感じたことや自分のスキルを活かしてこうできるという詳しい回答を用意して臨みました。 大学には様々な業務とそこでの課題があります。 大学職員のブログ記事やOB訪問などを通して、それらを知り、一味違うものを書けば、より目を惹くesが完成すると思います。 頑張ってください。
なるほど:5
少なくともコロナの影響で、新しい授業の仕方や、広報のやり方が模索されているのではないですか? それは有名私大でも同じでは? この少子化の時代に、大学の広報に問題点がないと本気で思ってるの? だとしたら世間知らずもいいとこですね。 この状況で本当に新しく取り組むことがないと思っているなら、大学職員など志望しない方がいいと思う。 こんなにわかりやすい世の中なのに、自分で考えて課題を見つけられない人など、大学側も雇いたくないでしょう。
なるほど:2
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