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添乗員の仕事事情

添乗員の仕事事情現在28歳で大手バス会社の営業の仕事をしています。2年前に転職をしたのですが、営業手当てなども一切なく、辞めたいなと最近思うようになってきました。旅行は好きで、旅程管理と国内旅行業務の資格は持っています。旅行といってもいろいろ職種がありますが、添乗員少し興味があります。しかしいろんなサイトなどを見ると、給料面などあまりいい事が書いていません・・・ 実際の所どうなのか。今現在活躍されている男性の方に教えてほしいです。ちなみにまだ未婚です。

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回答(2件)

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    現役男性添乗員です。 28歳です。地方中枢都市(東京、大阪、名古屋以外の地方の中心的大都市)で業界大手の派遣会社にいます。ここで書くことはこの条件での場合です。 わたしは、給与面について書きたいとおもいます。 添乗員の給与のみで生計をたてるのははっきりいって困難です。 添乗員は98パーセントの割合で派遣社員です。一日あたりの日当×添乗日数での給料のみで、基本給はありません。 残業代や深夜手当のでるところもありますが、日当のみの場合がまだまだ多いですね。 添乗の前後には、派遣先AGTにて打ち合わせや清算があり、その分は時給での支給で日当は出ません。 ひと月の仕事のうち半分がこのような内勤で、時給制なので二時間ですんだとしたら二時間分の時給しか出ません。 バス会社にお勤めならお分かりかと思いますが、添乗にはシーズンがあります。 繁忙期は忙しいですが閑散期にはひと月の添乗が二、三本ということもあり、どうかしたら給料が5万以下ということもあります。 最も忙しいシーズンの11月で、ひと月の添乗は日帰りや一泊の仕事をメインとしたらだいたい15日位が限界です。 日当8000円くらいを目安として、フル勤務しても20万に満たないでしょう。これがおそらく年間の最高額の月給です。 繁忙期の場合で、閑散期なども含めて毎月の給与は大幅に変動します。 福利厚生は一切なしで、雇用保険のないところもあります。保険は国保で国民年金です。 わたしは海外添乗にも行きますが、最近は日当の安い地方の添乗員を東京の旅行社が使ったりします(どうせ成田空港集合なので)。ですので首都圏では海外の仕事が少ないのも現状です。私も地方ベースなのでよく東京支店から仕事をいただきます。 添乗員に女性が多いのは、やはり添乗では結婚して家計を支えることが難しいからです。 独身でも、一人暮らしは難しいので、実家に住むことがいいです。 実際、私の周りの添乗員はほとんどが実家住まいで、保険などは親の扶養に入っている人が多いです。結婚してご主人の扶養に入られている方も多いです。でも男性の場合にはそうはいかないですよね。 わたしがこの仕事を続けるのは、好きだからです。ただ私は実家の会社経営を手伝っているので添乗のほかに収入があります。 暗いことばかり書きましたが、現実添乗だけでは男性の場合結婚して家計を支えることが難しいのでよく考えていただきたいのです。 給与面では厳しいですが、とてもやりがいのあり、感動や発見の多い魅力的な仕事ですので、けして反対しているわけではないです。よく考えてください。同年代なので応援しています。 添乗員にはインハウスとそうでないのがあります。インハウスは大手旅行社の子会社に所属してその会社のみの添乗をする人です。給与体系は上記と変わりません。正社員でなくアルバイトです。 インハウスでないのが一般の派遣添乗員で、不特定多数の旅行会社の添乗をします。ですので、ツアーごとに違う名札をつけていくことになります。 インハウスの場合は契約社員として専属添乗員を採用することがあります。もちろん固定給ですが、新卒採用が99%です。 いろいろ書きましたが、よく考えて頑張ってください!

    なるほど:9

    ID非表示さん

  • 男性ではありませんが、旅行業界に携わっている一員です。 添乗員は新卒・既卒者を問わず志望者が多い人気業界ですが、勤務の厳しさから恒常的に欠員が発生する状態なので人気職種の割に求人が埋まってしまってまったくないという状況でもないため、転職するにあたり転職活動が著しく難航するなどの心配はあまりないかもしれません。 どのような形態で契約を結ぶかによりますが、派遣添乗員から出発される方が私の周囲には多いです。 私の知人の20代半ば・キャリア3年の男性添乗員の待遇は、国内日帰りバスツアーで単価8千円程度、残業も多く、トラブルのせいで清算が済むまで3日程度拘束されることもあったのだそうです… となると、単価8千円÷3日という計算になります。 「人気添乗員****さんが同行します」と大々的な宣伝をされるような売れっ子添乗員になれば収入の改善も見込めるかもしれませんが、そこまで登りつめるまでに経済的・体力的・精神的など様々な事情で転職活動を行う方も多いです。 中には乗り物酔いがひどいお客様もいらっしゃいますし、そんな場合は他のお客様へのフォローも含めてひどく気を揉むようです。 立ちっぱなしなので体力的につらいですし、トイレ休憩もままならないため、真冬の寒い時期には膀胱炎で苦しんだ女性添乗員の知人もおります。 私自身は添乗員ではないものの、ツアー客の吐瀉物を片づけたこともありますし… 時には人が嫌がるようなことも進んで引き受けなくてはいけません。 いろいろな困難に耐えて先がある職種なら良いのですが、なかなか明るい兆しをつかめないまま道半ばで業界を去る方も多いので… 個人的にはもし転職されるにしても、添乗員は避けたほうが無難かと思っています。 結婚後は奥様にも働いていただくことが前提になると思いますし、かといって奥様の妊娠・出産・育児期間中の収入はどうなるのかという不安も付きまといます。 私の周囲には30代・40代の男性添乗員もいらっしゃいますが、最近は社員待遇で就職することが困難だとも言われています。 派遣からのスタートととなる方も多く、固定給でもなければ月当たりの最低保証給があるわけでもありません。 添乗員は使い捨ての日雇い労働者だと言われることもありますが、現実問題として添乗員としてこの先生計を立てていくのはかなりの困難がつきまとうかと予想されます。 やりがいはあり、普通に生活していたら行けない場所に行けたり・会えない人に会えるといった楽しみもありますが、それと引き換えにするものが大きすぎます… ちなみに私は通訳案内士なので正確には添乗員ではないのですが、添乗員としての業務に加えて通訳作業が加わるため、一本あたりの単価は高いです。 現在は英語を使用して通訳ガイドの依頼を受注していますが、最近の平均単価は3万円程度。 女性なので体力的に疲弊の激しい依頼は避けていますので、まだ駆け出しの身としてはこの程度かなといった感じの単価です。 扱う言語が複数あったり、ガイド歴が長くなり一定の信頼を得られると単価が高くなりますので、現在その両方の条件を満たすべく頑張っています。 通訳ガイド一本で生計を立てることは難しいのですが、もし1か月フルにスケジュールを埋めることができるのなら、添乗員よりも給与面での待遇は良いといえるかもしれません。 通訳案内士の資格を所持している添乗員が優遇されるケースも中にはあるらしく、待遇改善を求めて添乗員から通訳案内士試験に挑戦する方もいらっしゃるようです(私の知人の添乗員にも数名おります)。 女性の場合だと海外ツアーを多く添乗すると飛行機の離着陸で婦人科系のトラブルを招きやすいと聞いたことがありますが、男性の方だとその点は問題なさそうです。 まずは国内でじっくりと経験を積み、積極的に海外ツアーの添乗も行うようにすれば単価自体は上がりますので、下積みに耐え人脈を築きながらオールマイティーな添乗員を目指すのもひとつの方法かもしれません。 私の場合は国家資格取得により道が開けたので、スキルアップの意味も含めて旅行に関係する資格にいろいろと挑戦してみるのも収入アップの手助けとなるかもしれません。

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