分野と業績によっていろいろですよ。 国立大教授が定年退官ともなると、贅沢をしなければ退職金と年金で悠々自適の生活ができますから、特に何もせず、という方も多い。私の高校時代の恩師はその後大学に移って教授となりましたが、定年退官後は教育学の本を一冊出しただけで、あとは奥様とのんびりヨーロッパ鉄道旅を楽しむという10年を過ごされました。 文学や哲学などの先生の中には「これでやっと自分の研究に没頭できる」と、名誉職くらいには就きながら、殆どの時間を自宅の書斎で執筆活動に費やすような方もいます。現役の頃から続けていた、専門ではない、趣味に近いような方面で著書を出す方もいます。 一方、理系の先生達は(数学者や理論物理学者は別として)、研究には施設を提供して貰う必要があります。優れた業績がある研究者なら、名誉教授の称号を受け、「特任教授」としてそのまま残ったりして、研究を続ける。例えば本庶佑先生なら、そのまま京大の特任教授、客員教授、そして今年からがん免疫総合研究センター長です。 公立大学や私立大学の教授や学部長や学長になる方、民間企業の研究所へ移られる方、各種財団などの理事や理事長になったりするかたも多いですね。
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