JR東日本JR東海などに、優秀な人材がいたのは、旧国鉄時代が優秀だったからで、ある程度の技術の継承があったからです。ところが、1970年代~1990年代において、縁故採用ばかりで、一般採用を怠っていたからです。それが原因です。 JR東日本は、1990年代後半に大卒採用を行ないましたが、運輸部門ではなく、流通部門の強化が目的でした。駅ナカ事業やルミネの強化やICカードの開発が有名です。 運輸部門は、旧国鉄時代の余剰人員対策で一般向け新規採用が出来なかったからです。団塊の世代が毎年大勢定年を迎えた2000年代になって、あわてて、運輸部門の採用を始めたので、中間層がいなかったことで、社員教育がうまく行かなかったのです。たとえば、電車の指導運転士が定年間近のおっさんで、見習い運転士が20代という組み合わせが多かったから、意思疎通が難しかったのです。自分と同い年くらいの人たちは、鉄道会社に入社したくても新卒の一般募集が私鉄を含めほぼ皆無だったので、大学に進学し、他の業界に就職をしました。 長い間、新卒、中途を含め、新規採用を行なわなかったことにより、本来の指導役の立場の人たちが皆無、いたとしても縁故採用の少数派のため、倫理観の欠如が生まれたと思われます。
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