医師が田舎であればあるほど、待遇が良いのは何故ですか？田舎は医師が少ないと言ってもそもそもの人口が少なければ結局医師一人…

Question

医師が田舎であればあるほど、待遇が良いのは何故ですか？田舎は医師が少ないと言ってもそもそもの人口が少なければ結局医師一人当たりの患者数は変わらないと思うのですが…

Answer 1

前の方の回答に追加ですが、田舎に行きたがる医師がほとんどいないからです。
研修医時代に田舎に行ってしまうと、専門医をとるための研修病院が少ない上に、患者数が少ないので経験が積めないばかりか専門医をとるための症例数が足りなくなります。（昔は医局制度があったんで田舎の病院でも医局のご機嫌とれば医師は何とか来てもらえてましたが、医局制度崩壊して以降、ほとんどの大学が症例少ない病院から撤退しています。そのために田舎は医師不足になりました。）
なのである程度経験が積める都会の病院で研修を受ける研修医、修練医が増え、若手医師が都会に流れます。
一度都会生活になれてしまうと田舎に行きたがらなくなりますし、結婚したらもう生活圏を動かすことが困難になります。
また上小阿仁村の医師いびりが代表ですが田舎の村社会特有の閉鎖社会も都会からの医師流入を妨げています。
ですから田舎は待遇上げないと医師が来ないんです。下手すると上げても来ません。

Answer 2

その医師がいなくなった時の困り方が違うからですよ。
人数当たりでは変わらなくても、面積当たりでは変わるので、医師が1人欠けた時に患者が他の意思にかかる大変さが違うというだけのことです。
だから、田舎の方が個々の医師がいなくならないようにより努力を払うと。