高3です。 就職しようと考えてるんですがJR東日本に障がい者採用で エントリーしたいなって思ってるんですが、求人票がない…

Question

高3です。
就職しようと考えてるんですがJR東日本に障がい者採用で
エントリーしたいなって思ってるんですが、求人票がないとダメなんですか？
自己開拓？でエントリーできたりしますか？

Answer 1

昨年秋に、今年春採用の採用試験に関わった者です。

詳しくお聞きしたいのは、何の障害をお持ちなのかということなのですが、具体的に書いてもらえないでしょうか。

さて、JR東日本の支社の高校生 新卒採用の場合、学校に指定校枠の指定校求人が来ていなくても、採用試験の切符を手にすることは可能です。

私は採用試験に関わった者なので書けますが、JR東日本では指定校求人のほかに「高等学校新卒者向け公開求人」が出されているため、南は沖縄から北は北海道に在住しているすべての高校生が、採用試験を受けることができます。

指定校求人と異なり、自力での事故推薦による受験になるため、内定が得られることはまずありえませんが、特典も多数あるので受けてみるのはどうでしょうか。

さて、就職試験を受ける前に企業見学に行く必要があります。

企業見学会、昨年は7月31日に各支社で実施されました。

もし本当に採用試験を受けたければ、進路担当の先生に、親と出向いても良いでしょうが直訴してみて下さい。

企業説明会だけでも見に行きたいと伝えてください。

企業見学では、若手社員との座談会のほか、車掌シミュレーターや運転シミュレーターといった運輸部門の設備見学のほか、乗務員の点呼のようす、技術部門の内勤社員のすがた、駅の設備など普段は見ることの出来ない駅の裏側（支社の裏側を助役などがご案内しています。

お昼ご飯などは用意されませんが、交通費として数千円（在籍高校の最寄り駅から支社の最寄り駅までの運賃と新幹線特急券の片道分が支給されます。

始発の電車で支社に着けない場合は、ホテルメッツなどJR東日本ホテルの無料宿泊も用意されます。

あまりにも遠い場合は、飛行機の旅費も用意していますので、情報として書いておきます。

特急や普通列車しかない地域であれば、片道分が出ると覚えておいてください。

グレーの封筒に入れてお渡ししています。

乗り放題パスなどおトクなフリーきっぷを使い、普通電車などで向かえばかなり儲かると思いますよ。

次に採用試験ですが、昨年は9月半ばに2日間かけて行われました。

1日目が筆記試験ですが、内容が昨年秋から削減されておりますので、対策される場合はご注意くださいね。

筆記試験と面接対策は、大原簿記法律専門学校さんや駿台観光専門学校さんなどがJR東日本に勤務する卒業生を招いて実施していますので、参加してみるのも良いでしょう。

2日目は面接試験とグループディスカッション、身体検査などです。

目の見え方が人と異なったり、耳のきこえが悪い場合はここで落とされますが、障がい者としての受験の場合は別途対応があります。

実際に昨年、私が関わった場に難病を持つ方が試験に挑まれていましたが、特別な配慮が必要な方でもわずかに参加されているとお考え下さい。

試験にあたっては昼食のお弁当、交通費として企業説明会の交通費マイナス1000円ほどのお金を用意しています。

採用の合否についてはレターパックでお送りしています。

中身は2枚のA4の用紙で、1枚目に校長先生へのご挨拶、2枚目に合否が書かれています。

基本的にJRグループでは高卒採用の場合指定校枠に加えて人脈がないと内定が出されない傾向があるのですが、これは厳密にはまちがいです。

指定校枠だけで採用試験を受けても採用されるケースが毎年わずかに存在しているからです。

しかし、コネのある社員ばかりなのには理由があります。

それは、指定校の進路担当が「コネがないと採用試験を受けさせない」という明確な理由があるからです。

実際に昨年、信越地方の採用試験に挑まれた方が40人弱おいでになりましたが、ほぼ全員が父親や叔父が社員だと話す生徒さんばかりでした。

しかし、全員がコネをもっているわけではありません。

学校の指定校枠がいつまでも余っていたために、コネがないのに受験を許された珍しい生徒さんもいました。その方は無事に内定を勝ち取ることができ、春から従事されているようです。

最初に書いたように、指定校求人がなくても、公開求人を進路担当が渡してくれればJR東日本の全部の支社の採用試験を受けることは可能です。

実際に公開求人だけで受けに来る方もほんのわずかながらいました。

もちろん内定は出ないのですが、チャンスはJR北海道さんやJR東海さん、JR九州さんよりも格段にあります。

いちど受けてみるのは良い経験になるかもしれません。

今書いたのはすべて事実に基づいた話で、世間の方が言うような一般論ではありません。

世間では鉄道オタクは入れないと噂されていますが、鉄道オタクの社員が何人もいるのは社内で有名です。

鉄道オタクの集まりが労働組合などで組まれて、撮影会を開いていることもあります。

試験会場で親の職位をほかの受験者から聞かれるかもしれませんが、あまり気にしない方が良いでしょう。心が痛くなるだけです。

次世代のパイオニアとして、開拓者、先駆者として挑んでみる価値はあると思いますので、よく悩んで考えてみてください。

人生経験の上で、損はしないと思いますよ。

ここで何を学ぶかが、あなたの未来を見い出す機会になると思います。

Answer 2

求人が来ていないとエントリーができません！！
特例で求人をもらうことができます。