ヴァイオレット・エヴァーガーデンという小説では代筆屋の少女を中心に物語が展開されていきますが、代筆屋という職業は過去の現…

Question

ヴァイオレット・エヴァーガーデンという小説では代筆屋の少女を中心に物語が展開されていきますが、代筆屋という職業は過去の現実世界にはあったのですか？口頭で読み上げたものを手紙としてそっくりそのまま記述する職業だとして、よっぽど識字率が低くないと成立しないと思うのですが…

Answer 1

現実にもありました。
労働者階級では字が書けない・読めないは当たり前で、手紙を書く用がある場合はお金があれば代筆屋に、なければ身近な人に頼んで書いてもらいました。多くは教会の牧師や神父だったようです。
海外ではいい大人でも字が読めない書けないという人は今でもいますよ。

昔「南京の基督」という映画を見ていたら出てきましたね。舞台は中国です。それは書く方ではなく読むほうでしたけども書く方も当然やってたはずです。

Answer 2

代筆屋としては、横溝正史『悪魔の手毬唄』に「代筆でラブレターを書かせたのだろう」という発言がありました。字が汚いから、上手い人に代筆させるといった感じです。
また、江戸川乱歩も少年探偵団のラスト『超人ニコラ』は奥さんに代筆させました。
病気で、ペンも持てなかったため。

Answer 3

日本でも平安時代には懸想文と呼ばれる代筆業があったそうですよ。
代筆するのは字を書ける公家（貴族）が中心です。比較的、経済面において困窮した公家が小銭稼ぎのような感覚でやっていたようです。やはり代筆の内容は恋文だったそうです。

Answer 4

どうですかねー
ヴァイオレット エヴァーガーデンは
お伽話であり、ファンタジーだと思うから、リアルな考証は不要だと思うけど