まず、薬剤師は大学に6年行かないと修得出来ない資格ですが、登録販売者はどなたでも国家試験を受ければ修得出来る資格になります。 また薬剤師と登録販売者では、扱える薬品が違います。 薬剤師は全ての医薬品を扱えますが、登録販売者は限定されます。 ただし、登録販売者の扱える医薬品は、全ての医薬品の95%に当たります。 なので、例えばドラッグストアなどでは 薬剤師が居ない店舗だと、第一類の医薬品が買えなかったりします。 (その場合は店舗でのネット購入なども可能です) 次に採用側から言うと、薬剤師は登録販売者の2倍から3倍くらいのお給料が必要なので雇いにくいかも知れません。 必要とされる分野が違うので格付けは分かりません。
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調剤併設ドラッグストアの登録販売者です。 薬理学や医薬品の成分、医学の知識などなどは、やはり薬剤師の先生の知識量にはかないません。お客様が「この処方薬と併用できる市販薬は?」と聞かれて自信をもってお答えできない場合は、やはり薬剤師の先生が頼りになります。 とはいえ、調剤の薬剤師にもOTCを苦手とする方、OTCの接客をするのが苦手な方(お客様の主訴をうかがって適切な市販薬を導くためのトークが苦手)がおられます。そのような先生はOTCに関しては登録販売者を頼りにしてくれます。 一方の登録販売者は、市販薬の知識(処方頻度の高い処方薬の知識もあると尚良し)と、ドラッグストアでの取り扱い商品の知識が要求されます。 介護用品、防虫剤、シャンプーやら毛染め剤やら、サプリ、栄養食品、健康食品、消毒薬、マスク…あげたらキリがありません。 最近では「ストロメクトール(イベルメクチン)ある?」と聞かれ、 「それは処方箋ですので市販にはありません」と運良く答えられました。 たまたま、イベルメクチンがコロナに効くらしいというニュースを知っていたからです。最近の登録販売者は、こんなニュースにも敏感になる必要があるのです。 要は、住み分けされている、ということであり上も下もありません。役目が違うのです。 医薬品の知識量だけで、薬剤師と登録販売者を比べられますが、基本的に職場が違うので、必要な知識が違う、ということです。
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