ＩＴベンチャー系企業での職歴は、転職時の評価が低いんでしょうか？

Question

ＩＴベンチャー系企業での職歴は、転職時の評価が低いんでしょうか？長文失礼します。

現在就職活動中の大学３年生です。

IT広告代理店に興味がありただいま色々エントリーしているのですが、
（サイバーエージェント、オプト、ＣＣＩ、ＤＡＣ、セプテーニなど）
噂で、そういったベンチャー系の新興企業は激務薄給にも関わらず
転職時の職歴評価は低いので、キャリアアップとしての転職も難しいからやめたほうがいいとききました。

自分としては、若いうちは激務で実力をつけたほうがいいかなと思ってるのと、
これからはＩＴの知識が重要だと思っているので
新興企業でもそういったＩＴ広告代理店などに行けば転職のツブシもききそうだと思っていたのですが、
実際のところどうなんでしょうか？
やはりＩＴ新興企業からは同業界の下位の会社へしか転職できないのでしょうか？

労働環境的にも業界的にも基本的に長く勤め上げる業界ではないとききました。
自分もさすがに４０歳代などになったら、ある程度プライベートの時間も確保したいというのが本音です。
というかその年齢まで長時間労働の激務をやってたら身体を壊しそうな気がします。
でも興味が捨てきれないので、キャリアアップの転職を見込んでこのまま選考を受けようと思っているので、
その業界の転職に詳しい方いたら教えて欲しいです。
ちなみに営業職を希望しています。

補足

どの方も詳しい回答をいただき、非常に参考になります。やはり噂はほんとのようですね…相当な覚悟が必要な業界なんでしょうね。 hitori_botch1 さんのお話はとてもリアルですね。やはり大手か…。
仕事事態は面白いものなのでしょうか？
もう少し情報を集めたいとも思うので、もう少しだけ受付中にしておかせてもらいます。

Answer 1

大手広告代理店のITメディア部門に在職のものです。

まず正直に言うと「ベンチャー系→大手」という転職はかなり門戸が狭いです。
私は特殊な経歴なので当てになりませんが、一般的にはかなり少ないと思います。
逆に大手でそれなりに実力をつけて挙げられてるようなベンチャー系企業にそれなりのポスト
（マネージャやら部長やら）で転職する人はそれなりにいます。

ベンチャーに入ることの利点ですが、
・実力さえあれば何でもやらせてもらえる
・会社が大きくなるスピードが早いので若くして管理職になれる
・スタッフの平均年齢が若いので相互での刺激が多い
・独立志向の人間が多いため、コネクションが作りやすい
などがあります。（あくまで可能性です）

ただしそれはすべて逆もいえることで
・実力がなければすぐ切られる
・後輩などに簡単に追い越されることがある
・老練な管理職が少ないので学ぶことが少ない
・人の入れ替わりが激しい
・誰も教えてくれない
などのデメリットにもなりえます。

もしあなたが大手に入社できる可能性があるのならば、まず大手に入って経験を積みしっかり教育してもらってそれでもやはりベンチャーや独立ということであれば経験5年前後から活動をはじめるのが個人的にはおすすめです。

ちなみにある程度大手であれば労働環境についてもそこまで酷いことにはなりません。最近では経費節減で接待も減ってますし、労災や自殺などに対して官庁が過敏に反応するため、労働時間管理もそれなりにしっかりしています。

Answer 2

優良なIT企業があるとします。労働条件もよく、給与もまぁまぁとします。
ブラックなIT企業があるとします。労働条件は最悪で社畜、給与はすずめの涙とします。

前者の会社はつぶれます。あたりまえですよね？なので、優良なIT企業はものすごく少ないです。
後者は新人を1ヶ月でIT戦士に育て、3年で戦死します。大量採用しても勝手にやめていくのでどんどん雇います。

ここまでみてわかるとおり、戦死したIT戦士が、世の中にどれだけいるかわかりますか？ハンパじゃない人が余っています。
IT社畜として3年間戦った戦士が、あふれんばかりに余っているんです。中小の優良企業の座席にすわれるまで転職を繰り返すんです。もしくは、自分がIT企業を起業するか。

そんな人生が予想できます。未来ある若者にはあまり勧めたくない職業ですね。
やりたいならやったらいいです。やりたい気持ちに勝るものはありませんから。