はじめまして。数十年前に当該校を卒業したものです。 私が就職活動をした時は比べ、社会全体で内定をとるのが難しい時代です。 鉄道会社もそれは同じです。 例えば、リーマンショックというものがありました。鉄道会社には無関係と思われましたが、様々な企業体で悪影響が出て、その煽りで、鉄道会社にも影響が及ぼし、ぐっと内定率が下がったことがありました。 しかし、質問者様が就職活動をされるときは社会情勢が変わり、良き方向へ向かっている可能性もあるかもしれません。 ただ、鉄道会社では将来を見据えて、様々な分野で分社化、子会社化を進めています。例えば、駅員を子会社に任せたり、あるいは異業種に任せたりしています。つまり、鉄道会社自体が社員を管理できない状況にあるということです。鉄道会社単体で利用客減少により、収益が上がらず、単体では人件費などを賄えないので、人件費がかさむところを分社化や子会社化をしている訳です。 近年では、駅員は子会社で契約社員として入社、そして、数年後に正社員試験を受け、合格したら、子会社の正社員として働き、本社側から乗務員登用試験を受けて、乗務員として働き、その際に、親会社の正社員として採用される流れができております。以前は、契約社員にも期限があり、数年間の間に正社員試験を突破しないと、クビになっていましたが、法改正により、無期限として働くこともできるようになりました。当該校の出身者の皆様も無事に就職して、乗務員や本社勤めをされる方はたくさんいらっしゃいますし、私も、駅、車掌を経験し、駅施設メンテナンスをしています。 以上のことを踏まえて、どんな会社があるのか?どのようにすれば入社試験を受けられるのか?など、一年時の後半から就職活動が活発になりますので、夏休みの期間中に各社の採用情報をよく研究した方がいいです。 採用関係の仕事もしたことがあるのですが、よく鉄道マニアは鉄道会社の就職に不利だという話を聞きますが、鉄道マニア云々というより、会社や地域社会に貢献してくれる志望動機がないということで、そのような噂が飛び交っているのだと思います。 私も鉄道が好きなのですが、皆様、それは好きですから、運転士になりたいですし、車掌もやりたいです。しかし、会社から見れば、そんなの、どこの会社だって、やろうと思えば、誰だって出来ます。それなら、別の会社でもいいのでは?と思っています。よく、幼いころから鉄道が好きでー。運転士になりたくてーなど、志望動機の件で発言されている方がいらっしゃいますが、それだけなのです。そうではなくて、当社で、何で、運転士になりたいのか?、運転士になったら、自分は、どのように、沿線の利用者に貢献できるのか?会社に貢献できるのか?社会人としての自分の未来とか、実現されるためにどのような志で、仕事に取り組みたいのか?など、具体的な希望を答えられない方が多くいらっしゃいます。面接の際に、そのようなことを訪ねてもなかなか答えてくれませんし、会社側も興味を持ってくれません。しかし、逆に、会社に入り、ステップアップをして、沿線生活の営みを肌で感じ、それを支えながら私も会社と一緒に成長していきたい。運転士だけでなく、将来は後輩を教え、更なるスキルアップを図りたいなど、明確な答えを出してくれたら、会社側も興味を持ちますし、こういうフレッシュな人と仕事をしたい。あなたなら、仕事を任せることができるなと思ってくれます。 鉄道会社も一般企業体です。仕事をして、お金をもらって、自分の生活を維持しなければなりません。また、定年までその会社に身をあずける場合もあります。それがすぐなことかもしれませんし、はたまた、30年、35年後先なのかもしれません。ずっと、駅員で生活をしている人はいますし、乗務員もいます。しかし、大多数の人は何らかの形で役職を得て、生活を送っています。また、自分がしたかった業種にはつけず、異動することも、栄転することも、会社なのであり得ます。会社としてはずっと運転士や車掌になっているだけは人は困りものです。向上心があり、前に進んでくれる人を望んでいます。 最後に、厳しいご意見を発言したお詫びに、この話は私の経験の話で、与太話程度にお読みください。 駅員もそうですが、乗務員は上下関係が厳しい世界です。まず、挨拶ができないと嫌われます。また、率先して残業したり・・・鉄道が車の残業というのは、有給などで仕事に穴が開いた日に代わりに仕事をすることを指します。または、本当に勤務時間を超過して勤務することです。会社によって違いますが、運転士と車掌は同じ人とペアを組むことが多いです。気が合う人なら、毎日がお気楽ですが、逆になると、無関心、無感情になります。言葉も交わしません。こればかりは人間ですから仕方ないことですwしかし、これが原因で、どことは書けないですが、死亡事故を発生させた事例もあります。 また、乗務員の出勤退勤時間は分単位です。例えば、〇月×日115仕業〇〇乗務区6時32分出勤、退勤は13時46分。翌日は8時59分出勤・・・という具合です。寝る時間も食べる時間も異なりますので、繊細な人には向かない仕事です。私はまだ若かったので、すぐに慣れました。しかし、遅刻をする人はあとで上司にこっぴどく怒られます。アルコールチェックもありますので、これも要注意です。引っかかると乗務ができません。これらを欠乗(けつじょう)と言います。若いうちからこれらを経験すると、先輩から絶対に嫌われます。若い皆さんには気を付けてほしいものです。 これは意外な話だと思われますが、鉄道会社の一部では食事を作る仕事もあります。駅員は泊まり勤務が基本なので、お昼、晩御飯は自分たちで作ります。ある程度、調理ができるとモテます。私は料理ができなかったので、よく怒られながら料理をしたものです。半泣きです。まぁ、お米を洗剤で洗ったり、台所を、電子レンジでゆでたまごをチン!させてしまい、爆発し、まっ黄色にした人たちから比べるといい方だと思います。 鉄道の業種である意識を持ってほしいものがあります。それは、「常に安全側に意識を傾けること。危ない!と思ったら、列車を止めろ」です。鉄道はすぐには止まれません。また、何百人、何千人の命を預かり、何万人もの生活時間に関わっております。常に、冷静で、研修所で習った安全規範を覚えて、それを元に行動し、危ない!と思われた場面ではすぐに列車を止める覚悟と勇気が必要です。これはどんなに性格が合わない先輩や嫌味な上司、仲がいい動機も、皆、同じことを言います。 短大という短い青春時間ですが、高校生とは違い、鉄道関係のアルバイトもできます。また、夢が近づいてきたとワクワクもします。新しい友人を作り、様々なことを学び、そして、学校の先生や自分で調べた内容を信じ、ぜひとも鉄道会社で活躍してほしいと思います。長い文章となりましたが、夢を叶えてほしいと願っております。
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車掌、運転士が希望かと思いますが、すでに自動運転が進んでいますし、車掌もホームドアの導入により必要なくなってきています。 ご存じの通り丸ノ内線は、運転士は乗っていますが、ハンドルは握っているだけの自動運転です。 大手私鉄もそうですが、会社として、人口減少、高齢化、安全性の向上から、徐々にこのような方向にシフトして行く必要があるため、運転士の採用、車掌の採用は絞っている傾向です。 また、鉄道会社は総じてマニアのを嫌います。 (入ってから、実はマニアだったという人は多い) 普通の4年制大学に行って鉄道会社に就職される道がよいと思います。 最近はJRの運転手等も東大卒がいますし。
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