解決済み
私は高2女子です。 進路をどうするかほぼほぼ決定のラインまで決めましたが、多くの人とは違うため少し不安だったので質問させていただきました。 冬休み明けに進路指導の先生から集会で進路を決めるように言われたことがきっかけで、将来についていろいろ考えたり説明会に行ったりして最終的に専門学校に進学することに決めました。 理由としては、音楽に携わる職業として中学生の頃からコンサートスタッフになりたいとぼんやり思っていて、高校で定演など舞台のお手伝い(受付等)をする中でホールで働きたいという思いが強くなっていき、きっちり職業について調べて専門学校で相談させてもらい、PAになりたいと決断したからです。 親とも話をしており、進学を了承しています。学校(担任)にはクラス替え後の4月中にはっきり意志を伝え、5月に受験する旨をもう1回伝えて6月に最短で試験に臨もうと思っています。今のところ進学について迷っていないので早く試験を受けて入学までに出来ること(体験授業、運転免許?など)をしたいです。 音楽についてまったくの初心者という訳ではなく、ピアノとエレクトーンとヴァイオリンと合唱をやっていました。楽典も一通り教わりました。軽くではありますが音波の種類や音速の計算についても勉強しました。 今まで音楽を学んできて将来も何かしらの形で音楽に携わっていきたいと思い、PAという道に進むことにしました。 関東圏に住んでいるので上京などの問題はなく、専門学校にも5回ほど行き、学生と話せる機会もあったので学校について概ね理解出来ていると思います。 個人的には在住している市や隣の市の文化会館の管理会社に就職したいと思っています。今までにお世話になったホールでステージに立つ人を支えたいからです。もしも管理会社に就職出来なかったらショッピングモールなどのイベントのPAをしたいです。自分勝手ですがバンド音楽が苦手なのでライブハウスだけは絶対に就職したくないです。勉強のためならやります。 給料面も希望の職種に就けたら実家暮しになる可能性が高いので問題はないです。 進学もしてないのにいろいろ将来のビジョンを語ってしまいましたが、ここ大丈夫なの?など可笑しい所がありましたら教えて頂きたいです。特に音楽系の職業の方にご回答頂けたら嬉しいです。
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まだ高校2年生なのに、そこまでよく調べましたね。 あなたがしっかりしていることがよく分かります。 あなたの夢が叶えばいいですね。 ただ、あなたの文章を読んで、 心配になったことを書かずにはいられません。 それは何かというと、 「あなたはまだ世の中の実態を知らないのに、 将来のことを決め過ぎている」という点です。 何か想定外のことが発生したら、 将来プランが崩れて、 あなたの心はズタズタになりかねません。 もし、 文化会館の管理会社がバイトしか募集していなかったら? イベントのPAの仕事が思うように入らなかったら? 不景気になれば、真っ先に削られるのは文化関係の予算ですよ。 「実家暮らしなので給料が低くても問題ない」 とあなたは思っているようですが、 ご両親はいつまでも健康とは限りません。 20代のころはそれで良くても、 いつかはあなたがご両親を支えなければならない時が来ます。 仕事って、 他人や社会のお役に立って、その対価をもらうことです。 人は、暮らしが豊かでゆとりがあれば、 音楽や文化に対してお金を払おうと思います。 音楽や文化関係の産業は、 お金を払う人がいることによって成り立ち、 そのおかげで、あなたが求めている仕事が発生するのです。 でも、世の中のみんなが少しずつ貧しくなれば、 音楽や文化にお金を払うことができなくなって、 音楽や文化関係の産業は縮小します。 あなたの働き口もなくなるかもしれません。 あなたが生きる社会は、 これから先、どんどん変わっていくんですよ。 今あなたが立てている計画が、5年後も20年後も有効なのか、 それは誰にも分かりません。 大切なのは、 あなたが生きている社会を見つめて、 幅広い視野を持つことです。 仕事って、社会の在り方と 切り離して考えることはできないんです。 だから、音楽という「仕事」について 真剣に考えるのならば、 今の社会を動かしている政治や経済や国際情勢について 関心を持つことも必要なんです。 あなたには考えたくないことかもしれないですが、 「この仕事はいつか無くなるかもしれない」 「音楽を仕事にし続けるためにはどういう目配りが必要か」 と自分に問いかけることを、忘れないでください。
質問を見て、とてもよく将来のことを考えているしっかりした人だと思いました。 貴方がやりたいホールの仕事というのは、舞台の音効ですか?演奏の録音ですか? 音効なら、ライブハウスをやったりするPAエンジニアが担当することが多いという印象で、ライブ事業が盛んになって来ているので、ライブのPAもしなければならないと思います。 演奏の録音ならレコーディングエンジニアが主流かな…。レコーディングエンジニアはとても耳が良いです。スタジオが潰れて来ているので将来が少々心配。 基本的にホールの仕事は受付だったり誘導だったり、です。音の仕事は公演によって外の会社に要請します。 勿論、エンジニアが在籍しているホールもあります。 結局は就職先次第で仕事が全く変わってくるので、今の時点でPAエンジニア!と決めるのは早いかなと思いました。 MAエンジニア、マスタリングエンジニア、色々種類がありますよ!
PA関係は機材が重いので、力が強くて大きな男性有利です。 最も重いのが長くて太い電源ケーブルと電圧降下を防ぐトランスです。台車に載せて運ぶのですが、台車に載せる迄が大変です。数10kg有ります。 昔のPAは曲の状況に応じて楽譜を見ながらその場でピークを調整する必要が有ったのですが、現在は24/32bit PCMなので、流し録りが可能に成り、後から編集します。 コンサートの録音は概ね100dB以上のダイナミックレンジが必要で、16bitだとヘッドルームが要るので15bitしか使えませんから、92dB程度しか無く打楽器の打撃音では録音に入り切りませんでした。24bitでは理論値約144dBのダイナミックレンジが有り、実際には130dB程度有るから流し録りが可能に成りました。1bit≒6.02dBです。 音を実際に聴いて加工する過程は、別の専門職がパソコンで行います。 /////// コンサートスタッフと言えば、観客を客席迄誘導する「コンセルジュ」に始まり、警備員に近い仕事が多いと思います。オーケストラなら、指示された通りに楽員の椅子を並べるのも仕事の内です。 音楽関係者は、世界共通で「無理・無茶」を言う人達が多いと思います。私はコンミス(マス)をしていたのに、指揮者を空港や自宅迄迎えに行った事も有るのですよ。ソリストの送迎経験も有ります。酷いオーケストラは沢山有ります。 事故ったらどうする心算だったのでしょうね。余程信頼されていたのでしょう。
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