僕が何校か卒展を見た限りにおいては「CG系で使い物になるのは5%、イラスト系ならもっと低い」という印象なんですが、知恵袋で「もっと就職率は高い」と言う人がいましたので、そうなんかなと思います。 専門学校は基本的に試験がないので、「ゲームが好き」みたいな間違った動機のド素人、しかも高校の勉強もろくにやって来てないような子が、入って来ちゃうわけです。2-3割くらいはCGツールなりプログラミングなりを始めた段階から「難しいです・・・」ってなって早々に落ちこぼれ、辞めてしまいます。 そこを超えたとしてもCGやデザイン系であれば基礎的な造形力、表現力の問題がありますので、残った中の半分くらいはプロとしては箸にも棒にもかからない水準、カルチャースクールの生徒が作る「先生のお手本の劣化コピー」の状態に留まります。趣味ならそれで構わないんですが。 そうすると、ある程度オリジナルの表現が出来て、ツール類の習得も進められている、企業から見て「この調子で学習すれば大丈夫だろう」と思える人は自動的に3-4割になってしまうわけですね。その中の採用率が半分くらいと考えれば、へーそんなにいるんだ、という感想です。 もちろん、デザインとオペレーションの線引きというのは業界や会社によっても違います。 僕が「使える」と見るのは、Webならトップページを提案して通せる、ゲームなら数人の小規模開発でメインのグラフィック担当をこなせる、今すぐではなくてもそういう可能性を感じられるレベルです。
なるほど:3
kin********さんがお答えのように、5%程度が妥当といえるでしょう。就職選考時にはむしろ実績がものを言いますから、コンク-ルで上位入賞する(→準佳作、佳作、入選、特選、大賞なら入選以上)、それの複数以上の実績があれば、可能性はあるでしょう。コンク-ルについてはググれば、募集案内が見つかります。 また、実力を身に着けるには、美術大学受験予備校に入って切磋琢磨するのが、最も効果があります。逆に言えば、美術大学受験予備校でいやになるようなら、「道はない」といえますね。
なるほど:3
そもそも、学校に行けさえすればプロになれるという甘い考え方自体を改めた方が良い。 上位の学校に行っても採用基準はポートフォリオ=作品が重視されるのだから。 成功してる人は学校に入る前からイラストソフトを使って絵を描いていたりトレンドの情報収集をしてきているのでスタートラインが既に違うのだと思った方が良い。 その手の業界は有名大学の新卒よりも技術が物をいう。 例えば、ゴルファーが幼い頃からゴルフをやっているのと同じで理屈で学生からやり始めても上達するまでにはそれなりの時間が掛かる訳で、在学中に結果を出して上位に入ろうと思ったら、それは学校以外の自主勉強に懸けた時間で経験者に並ぶしかないと思った方が良い。
なるほど:2
専門学校側がそういう数字を開示していない以上、推定でしかありません。 専門学校は、希望進路に就職を希望している人のみを分母にして、就職率をかかげているので、全くあてになりません。希望進路に就職を希望している人は、専門学校側が進めなかった生徒に、最初から希望していないと答えるように等と操作しています。 イラスト・デザイン専門学校で、 イラスト・デザインの職種ー>10%〜15% 印刷オペレーター、DTPオペレーターー>30%〜40% 以外ー>残り という感じであると一般的に言われています。学校によって数字は大きくかわるでしょう。 美大でも希望の業界に就職にみな就職できるわけではありません。それでも、専門学校生が普通入れない企業のデザイン部、大手デザイン事務所・会社という就職先があるので、上記のような就職にはなりません。 美術予備校に通いデッサンなどの基礎をしっかりやり、受験により美大に行った学生と、誰でも実質簡単に入れるお気軽専門学校生が同じ土俵になるわけがありません。
なるほど:1
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