一般企業からフリーランスへ転身された方に質問です。

Question

一般企業からフリーランスへ転身された方に質問です。企業を辞めてフリーランスになる時の決め手はなんでしたか？
迷いはありましたか？
その迷いは何によって払拭されましたか？

現在、30歳女性です。
離職したばかりで転職活動をしているのですが、フリーで仕事を受けて欲しいと言われ、
次も決まってないので単発の仕事を受けることになり、現在就活をしながら在宅で仕事をしています。

昔からフリーランスで仕事をしたいと思っていたのですが、やりたかった事は今受けている分野ではなく、さらに今すぐフリーランスを考えていたわけでもなかったのですが、
仕事が決まっていない中で必要としてもらえるのもありがたく、内容も得意な分野だったので受けています。

そんな中、今受けている単発の仕事以外にも、もしやってくれるなら継続的にお願いしたい仕事もあると言われ、それを受けるか迷っています。
(受けたら企業へ正社員として就業して働けるだけの時間はありません)

この話を受ける場合の良い面は、
・フリーランスでやっていくための知識がたまる
・複数掛け持ちができるので、他にもやりたかった仕事ができる
・給料は変わらず、時間も格段に少なく苦労なくこなせる仕事

懸念は、
・直近のスキルは使わないため成長が見込めない
・次に企業に勤めたい場合、自分がやりたい分野には関係ない(超基礎レベルの内容)なので、長く続けた場合、市場価値がさがる、給与が一気に下がる可能性がある
・現在の能力の低下

フリーで頼まれている仕事をわかりやすく表すなら、
直近はコンビニの店長をやっていた人が、1日数時間棚卸しだけやる(給料変わらず)みたいなイメージです。

慣れているから苦労はしないし即戦力にはなるけど将来的に不安といった感じでしょうか...

実際はそんな単純な業務ではないですが、直近の業務と比べると専門性がまるで違い、世の中的な給与差はかなり大きいです。
直近の業務経験を活かして転職を考えると、あまりメリットが見込めません。

就活中だけ単発でやれば良いという考えもありますが、悩んでいる理由としてはずっとフリーランスを考え、今までチャンスはあったのですが、
自信も勇気もなく踏み出せず、にも関わらずやってみたい気持ちを諦められないんです。

一度で良いから自分の力で稼ぐという経験してみたい。
給料は気にしない(生きていける金額であれば)。
憧れで終わるならとりあえずやってみたい。

そう感じている自分と、将来を不安に思う自分がいます。

業界的に、自分のアピール次第で直近やっていた仕事内容をフリーで受けられる可能性もあるのも確かですし、とはいえアピールが苦手などなど、、
問題山積みです。

今フリーランスとして働かれている方がどんな境遇でフリーランスに振り切ったか聞きたく質問させていただきました。

宜しくお願いします。

補足

みなさま丁寧な回答ありがとうございました！

Answer 1

＞企業を辞めてフリーランスになる時の決め手はなんでしたか？
迷いはありましたか？
その迷いは何によって払拭されましたか？

10代のころからフリーランスを目指していたので決め手というのはなく、そのまま目指した通りに進んだという感じです。
と言いつつ迷いはもちろんありました！笑
やっぱり怖かったですね。でも周りの人から「大丈夫だから！いけ！」と心強い後押しがあったのが大きかったです。

＞給料は変わらず、時間も格段に少なく苦労なくこなせる
これ気をつけてほしいと思ったのですが、
・フリーランスで20万円
・会社勤めで20万円
とした場合額は同じですが状況が全く違います。

会社勤めは年金や保険や全て会社がやってくれます。
フリーランスは年金や保険を払い、更に今後のための事業貯蓄や何かあった時の保険に別途入ったり、退職金もありませんからその対策もしなければいけません。

同じ20万円でもフリーの場合は手取りがかなり減るはずです。

仕事ができなくなった場合、失業保険というのがフリーランスは１円も貰えません。
もし結婚して子供ができた場合出産一時金はもらえますが育児休暇給付金が１円ももらえないので、仕事ができない期間は収入は０です。
でも市民税や年金や家賃光熱費は毎月払わないといけません。
また、何かあった時は自己資金でどうにかするしかないです。

なので会社と同じ給料だとまずいのです。

最低でもフリーランスになる時は元の会社の給料の２倍はほしいです。
もしくは結婚したり家族がいるなど家計を支える人がいる事です。

＞長く続けた場合、市場価値がさがる、給与が一気に下がる可能性がある

これも十分考えられます。
フリーランスも会社も同じリスクを抱える事になりますが、会社は社長が責任者なのでどうにかしてくれる（してくれない事もありますが）ので会社員は守られます。
フリーランスは守ってくれる人がいないので自分でどうにかしないといけないです。

＞一度で良いから自分の力で稼ぐという経験してみたい。

これは素晴らしいと思います！
稼ぐ事ができるのが一番理想ですから、そのために試行錯誤です。

個人的にはどこか会社に勤められて副業でフリーランスをされる事をおすすめします。
週３は会社、週２はフリーランスでも良いと思います。

もしそれでフリーランス一本でいける見込みが立つとなった時に独立するのではどうでしょうか

Answer 2

自分の場合は能力や仕事量に見合った額が会社員の給料では限界なのを悟ってフリーランスになりました。

仕事が途切れても最悪また就職したら良いだけなのであまり不安はないです。

お金やらを問わないなら正直会社員の方が圧倒的に安定しているので、ある程度貪欲に慣れないと辛いかもしれないです。

自分の価格を自分でつけないといけない世界ですからね。。。

Answer 3

一長一短のジレンマですね。私もフリーランスですが、仰ることはよく分かります。

フリーになったきっかけは、私の場合は事故→半年入院でやむなく...（笑）いきなりフルタイムで働ける状態ではありませんでしたし。

その上でお伝えしたいのは、おやりになってはどうかということです。将来に不安があるのなら、時間を１年とか２年と決めて時限式でやれば良いんですよ。そうすれば、発注先にもご迷惑をかけないでしょ。期限がくる少し前に、継続か転職活動かを再度考えましょう。

きちんと税務署に開業届を出して屋号を決めて始めれば、起業したことになって単なるキャリアブランクにはなりません。その代わりに、確定申告や今のスキルをどう上げていったり他のスキルと組み合わせるかが全て自己責任になります。当たり前だった会社組織という傘からでるのですから、会社のありがたみが身にしみて認識できます。

新しいスキルだって独学で学ぶことである程度は身につくと思いますし、縁があればそういう仕事も徐々に来たりします。時間的な余裕ができるのであれば、いろんな景色が見えるのも超魅力的だったりします。

良いことばかりではありませんが、それらを補って余りある状態です。