解決済み
下記の記事によるとJR東海が設備状態監視システムを導入する計画のようです。https://railf.jp/news/2019/06/05/150000.html メリットとして、復旧作業の効率化、定期検査の省力化等が挙げられていますが、 逆にデメリットとしてはどのような事が考えられるでしょうか? 設備の状態監視システムを勉強しているので、参考として教えて頂ければと思います。
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一番に考えられるのは、通信機器の故障や、通信回線の途絶などで、状況が不明になってしったり、不具合が発生してないのに不具合がある表示をしてしまうことではないでしょうか? 実際には、モニター機器や通信回線の故障も、「故障」として扱われるでしょうから、実は運行に問題がないのに運転を見合わせるという事態になるでしょうね。 また、回線途絶の場合、千葉の台風による停電のような場合、「途絶箇所にたどり着くためにまず倒木の処理をしなくてはならない」なんてことで、復旧が遅れることが考えられます。 あとは、モニターカメラを通してでもいいから「現場を見たい」と技術者が思っても、さすがに全ての監視ポイントにカメラは設置されないでしょうし、全方向から良好な状態で見れるわけでもありませんから、「駆けつけてみたのはいいけど、直せない」というのはあるでしょう。しかし、行ってみるまで本当に何もわからない、よりかは相当良いだろうなとは思います。 あと、そういうシステムでは、想定外が多数発生すると思います。熟練の技術者なら、「チェックシート」のようなものに記載されてる項目以外の不具合も現場で状況を見たり、報告を聞いたりしたら、「あれか!」とピンとくるようなことでも、システムの場合はプログラムされてないこと(チェックシートに項目として上がってないこと)は、不具合と判定できません。 それと、初期故障が心配ですね。新システムを導入したら、これは避けられません。それにより、止めなくていいのに運転見合わせが発生し、しばらくは「人間がやってた方がまだマシ」状態が続くでしょう。しかしこれは、時の経過とともに改善され、やがて人間の手による検査より、精密で効率良くなるはずです。
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