この候補生というのは自衛官候補生のことでしょうか。 確かに、採用者数と志願者数の比率はその程度です。 しかしそれは「合格率」ではありません。 というのも、高校を卒業して自衛隊に入ろうと思ったら、一般的には自衛官候補生、一般曹候補生、そして防衛大学校の3つのルートがあります。 もちろん、防衛大学校に入学できればそれに越したことはありませんが、合格発表は11月以降ですから、多くの志願者がそれを併願しているのです。 そして防衛大学校が不合格だったら一般曹候補生、それも不合格だったら自衛官候補生、となって行くので、質問者さんが「落ちてる」と認識している人々の中には数千人の「上位のクラスに合格してる」人がいると考えられるのです。あるいは他の公務員職に合格した者、大学や専門学校に合格した者など、別に落としたわけではないのだけれども、自衛隊に入隊してくれなかった、という人も沢山含まれているのです。 つまり27%という数字は「合格率」ではなく「入隊率」とでも呼ぶべき数字だということです。 現実に安倍政権になって自衛隊の志願者は激減しており、おそらく男子の自衛隊志願者の実質的な志願倍率は現在2倍を切っていると思われます。 一流の私立大学だって、募集人員の2倍程度の合格者を出して、ようやく定員を埋めているのですから、今の自衛隊は志願者を「選抜」することなんてできない。 身体的な問題など、客観的にどうしても採用できない者以外はほとんど全員合格にして、ようやく今の人員を確保している状況、それくらいの人材難だと認識するべきだと思います。
バカが鉄砲持ったらヤバくない?
< 質問に関する求人 >
自衛隊(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る