フラワーコーディネーターって、要するに、 花屋の経営者や店員です。 花屋は、店先で花を販売するだけじゃなく、 結婚式場やイベント会場へ花を配達し、 注文に応じて花を飾り付ける仕事もします。 彼らは、 「飾り付ける仕事をやってます」と強調したいとき、 花屋と名乗るより フラワーコーディネーターと名乗る方を選ぶのです。 さて。 花屋の仕事は、大学に行かなくたって、することができます。 高校卒業後、花屋で働き始め、 花の扱い方のノウハウを覚えながら、一人前になっていきます。 こういうルートをたどる人にとっては、 文系だ、理系だ、というのは、あまり関係ないんです。 商業高校で簿記の勉強をした人や、 農業高校で植物の扱い方を勉強した人の方が、 高卒で花屋に就職するには有利です。 文系を選ぶか理系を選ぶかが重要になるのは、 大学に進学する人です。 大学って、学問をするところであり、 大学で学ぶ学問と就職先とは、直接には関係しません。 大学は就職のために進学するところじゃありませんから、 将来フラワーコーディネーターになりたいということは忘れてください。 自分が何を勉強するのが好きかと考えて、 国語や社会を勉強するのが好きなら、文系を、 数学や理科を勉強するのが好きなら、理系を、 選ぶのがいいと思います。 大学って、好きな学問に取り組めるところです。 フラワーコーディネーターになりたいあなたなら、 もしかすると、 植物の開花の仕組みや、生育環境に興味があるかもしれませんね。 理系の大学に進んで、農学部や理学部で 植物学の勉強に取り組みますか? あるいは、もしかすると、 花と人間との関係性について興味があるかもしれませんね。 文系の大学に進んで、文学部や社会学部で 「花と人間の文化史」みたいなテーマに取り組みますか? 自分はどんな分野の学問に興味があるかを考え、 文理選択をして、大学に進学してください。
なるほど:1
なんとなく文系
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