解決済み
国は何故、教員免許取得者の数を減らそうとしないのか教員は現在非常に飽和状態で、教員採用試験はとても高倍率です。 これは司法試験のように難易度が群を抜いて高いというわけではなく、少子化に伴い教員の必要数も減っているにも拘らず、それに相反して志願者がとても多いということです。 免許を取得しただけで教員採用試験を受けない人は多数いますが、高倍率で非常に就職先が少ないというのに教員採用試験を受け、何年も就職浪人する教員志願者がいます。 通常、飽和している職業については、国が国家資格の国家試験の難易度を高くして合格者を減らしたり、養成期間(大学・短大・専門学校など)を減少させるといった処置を取りますよね。 例えば臨床検査技師に関しては、すでに飽和状態であるから、国家試験の合格率が65%~70%くらいでした(間違っていたらすみません)。この数値は他の医療系資格と比べると合格率が低く(医師国家試験は90%ほどの合格率)、国が抑制していると考えるのが通常だと思います。 でも、臨床検査技師に至っては、確かに就職難とはいえ、選り好みしなければ就職はできるようです。 しかし、教員に至っては本当に就職先がありません(小学校を除く)。教員として就職するのに5年間浪人する人なんて全然珍しくなく、1年目や2年目で採用されるほうが珍しいです。 にも拘らず、教員免許は国家資格なのに国家試験はなく、単位を履修するだけで取得できる。何より中学と高校の免許は教育学部以外でも基本的に殆どの学部学科で取得できます(小学校は無理です)。 こんな状態では教員が超供給過剰になるのは当たり前ではないですか。言ってしまえば、こんなに簡単に取得できる国家資格も中々ないですよね。 現に中学と高校に比べると、小学校の倍率がとても低いのは、小学校の免許は教育学部卒でないと取得できないからでしょう。 昔は教員になるには師範学校を卒業していることが条件でした。それが中学と高校に関しては開放制へと変わったわけですね。 今は教員は非常なる買い手市場なのだから、免許取得の際に国家試験を設ける、中学と高校の免許も教育学部以外では取得できないようにするなどの処置を、なぜ国は取らないのでしょうか? 他学部在学中に、どうしても教員になりたいと思ったりしたら、その思いが強ければ転部や転学や再入学するでしょうし。そもそも医師にしたって薬剤師にしたって、医学部・薬学部でなければ免許取得はできないのですから。
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若干ご存知で無い事が有りそうなのでコメントさますね。 まず小学校の教員免許は教育学部以外からでも取得できますよ。 と言うか小学校の免許で有れば大学に行かなくても短大に行かなくても高校さえ卒業していれば20歳になれば頑張れば取得出来ます。 これは教員資格認定試験http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/nintei/08041507/003.htmと言う制度ですが、高卒以上かつ20歳以上の人で小学校の教員免許を欲しい人は試験を受け合格すれば教員免許が取得出来るのです。 内容は一般教養、教職に関する科目のマークシート式一次試験と教科、教職、口述の論述&実技&口述の二次試験、そして模擬授業や指導案の作成の三次試験に全て合格すれば小学校二種免許が取得出来ます。 1年に1回試験は開催している為受験してみては如何でしょうか? なお、高校の教員免許も同様の制度が有りましたが、教員免許を持っている人が増えたので現在は無期限休止中です。 幼稚園の免許は受験資格に保育師免許を持っている人限定なのでそもそも一般の人は受けれませんし、特別支援学校も介護等の実技試験が有るので未経験者はかなり厳しい壁でしょう。 また、中学の技術や高校の工業、商船等の免許はかなり人材不足の為工業や技術だったら無線1級(だったかなぁ)や商船だったら船舶系の資格を持っていれば大学の単位が無くても取得出来ます。 なお、先ほどの小学校の免許も含めてこれらの試験や資格で教員免許を取得した場合には、教育実習を行わずに教員になります。 ただし、例えば中学技術の免許保持者や試験で小学校の免許を取得した場合、中学校の他教科の免許を取得しようとした場合には必要単位(介護等の実習等)が足りて居ない為、別途これらの単位を取得する必要が有ったりします。 ちなみに私も来年小学校免許の試験を受ける予定なので興味があったらぜひどうぞ。
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