東大、慶應、医学部 慶應文女子 早稲田政経 早稲田 早稲田旧2部 ①東京大学、慶應義塾大学、医学部医学科 ②京都、一橋、東京工業、早稲田政経 ③早稲田(政経以外) ④大阪 ⑤東北、横浜国立、名古屋、神戸、九州、上智 ⑥北海道、お茶の水、東京外国語、筑波、千葉、大阪府立、大阪市立、明治、立教、中央、理科大、同志社 ・センター試験有無の議論はあるが、2020年の廃止のうえ、難関私立合格者であればセンターハードルは容易に超えられることから高学力層においてはさほど懸念される事項ではない。 ・大学進学の意義は圧倒的に「就職」であり、ほとんどの人が会社員・公務員となる。「経済界」指標が非常に重要。研究予算や設備に注目する人がいるが、ほとんどを占める修士課程までであれば触れることもなくあまり関係がなく、また国公立と私立では収入元や財政基準が異なる。 ・世界ランキングは教授比率、教授人数、留学生比率などが重要であり、日本には適用できない部分が多い(偏差値→就職→昇格の指標とは全然異なったものになる)。逆にポスドク在籍者数は東大、京大、阪大、九大の順に多く、東大はこの中では抜けていくのが早い・多いであろうが、この旧帝大に見られるポスドク問題は科研費補助の多寡とは裏腹に深刻な問題となっている。 ・早稲田理工系の教授数は500人超(2019年)、慶應理工は250人、さらに地方旧帝大は早稲田より理系教授が多いことが予想され、東大京大はさらに多い。論文数は当然だが、教授数に比例する。むやみに教授数を研究力とする誤解も多々あったが、これこそ教授数を勘案すれば、研究力は偏差値に比例したものとなり、偏差値は就職力・輩出力・研究力に相応していたわけである。東大・慶大→京大・早大→阪大→地方帝大・上理・・・の偏差値序列。 ・【医学部】 医師となる可能性が絶対的に高く、安定性・職業威信・収入・独立性・尊敬・需要などが非常に高い水準にあり、人気が高く難関学部となっている。かつて私立医学部は「金銭入試」と揶揄されたが、現在は偏差値も高く、医師国家試験は高い能力を要する。 ・【慶應義塾】は一時期から東大・医学部崩れの学生を集める入試形式をとった経緯があり、結果的な入学者学力が非常に高くなった。ブランドを築いた現在は第1志望者も狙う形式だ。 就職・マネジメントに関して三菱・三井・芙蓉などで東大と肩を並べ、場合によっては東大卒より「最適」となるブランド企業すらある。20世紀は学歴威信としては現在よりも相当に弱かったが、21世紀以降は経済界はもちろん難関資格職、政界、医療、マスコミ、学会など各界で非常に際立つ。理系においても先端、提携、設備などがピカイチで併願私立ということで優秀な学生も拾える仕組となっている。ただし、文系人数が多く、全体で見た教授比率、教授獲得資金率、留学生比率などの「教育リソース」「国際性」は高いとは言えず、財政は企業や個人からの寄付や受験収入で賄っており、早稲田も同様である。 また、政財界上流階層では東大より志向される傾向が強まっており、附属で青田買い、独自の小論文制度で表現・作文(社会人は表現、交渉、伝達が非常に重要)など、推薦で社会性も見るのか卒業後の活躍にも主眼を置いている。 慶應幼稚舎と呼ばれる小学校やもはや司法最年少合格に政財界に医師にと超エリート集結の慶應中など「内部」があるが、落第や転校もよくあり、高学力者でなければ卒業できない仕組となっている。 【早稲田】は人数の力もあり、各界輩出のトライアングル(東大・慶應・早稲田)の一角を担うに至る。ただし、人数が多いことで比率的な担保は他一流大学より薄く、スポーツや社会活動などの学力度外視の推薦入試も慶應以上に多く設けているため、インテリイメージを下げることにも繋がるが、慶應以上に「幅広い活躍」を目指す伝統であろう。 理系ではかつて圧倒的な私立トップの座にあったが、21世紀以降は独自の財政力があり、医療・先端科学をリードした慶應理系とはかなりの差をつけられた。また、財閥系では他一流大学より伝統学府になかったため輩出が人数の割には少なかったが、近年は増加傾向にある。一流民間大手では早慶人気が非常に高くなっているが、国立難関に見られる重量入試は社会性の低い学生も集めてしまう側面もある。 【京大】は近年は東大と難易度格差が非常に大きくなっており、優秀層が集結する東京圏からの受験が少なくなっている。関西系財閥「住友」などでは採用・マネジメントで強さを発揮しているが、東京を本拠地とする「政財界+マスコミ」では早慶東大のような強さはなく、住友も徐々に東京化している。関西の教員・役所就職なども目立ち始め、ローカル大学の様相が強まっている。外資金融・コンサル、総合商社、官庁、グローバル外資ITなどの超エリート社会ではかつての「東大京大」から「東大慶應」への変遷が多々見られるが、現在もなお有名一流大学として存在している。 【一橋大学】は京大や東工大など同様で今も一流大学ではあるが、様々な指標が衰退状態にある。一橋学閥のような巨大企業マネジメントや日本銀行多数就職などが象徴的であったが、近年はそのどちらも慶應にとられた格好だ。自民党閣僚や大企業経営者などのVIPが多いわけではないが、一流企業に安定して就職しやすい学府である。 【東工大】は早慶に偏差値上の並びを許すこととなったが、理系大学として学費優位性が非常に大きく、優秀な学生を集めている。理系マネジメントは早慶東大京大に、先端・提携は東大・慶應に大差をつけられるが一橋大学同様、一流企業に安定して就職しやすい学府である。 【大阪大学(阪大)】は関西でのブランドや旧帝大(地方)頭領の印象はあるが、上記大学より偏差値が低く入りやすい。早慶威信が今よりも低かった20世紀は現在より優秀な人材を多く集めていたが、近年の外資コンサルや総合商社のフィルター(文理)などでは圏外となってしまう傾向にあり、関西ローカル色が強くなっている。また就職としては阪大を含めた地方旧帝大は全般的に文理格差が大きく、文系は地方公務員、中堅地方企業なども多く地方色が強いが、理系は早慶理科大の伸びにより椅子は少々狭まるも、大手メーカーに安定的に就職している。理系マネジメントは早慶東大京大ほどの水準にない。 高偏差値総合大学の代表格、いわば三傑として東大、京大、慶應 が挙げられるが、識者の指摘にあるよう、21世紀からは少々大学勢力図も様相が変化している。京都大学文系の進路先として最も多いのは『地方公務員』となり、主に関西圏の県庁・市役所さらには学校教員などが主体で、関係者には衝撃事項となった。地方旧帝大から地方公務員、というスタイルは京大まで及び、もはや普通のこととなったが、仮に東大、一橋、慶應あたりだと『勿体ない』と言われることもしばしばである。 この動きに順応するかのように、社会と大学を捉えた大学フレーズでは、 『早慶・東大の蹴活(各年)』 『メガバンクに就職したものの後悔している東大卒・慶應卒がやっておきたいこと(外資系キャリア研究所2019)』 『起業して会社を売却するという最高のキャリアに東大・慶應の学生はいつ気付くだろうか/東大・慶應の学生は要検討?生涯賃金10億円のキャリア・プランを考えてみる(外資系キャリア研究所2019)』 『外資系投資銀行志望者は外資コンサルを併願しなけれならないのか?東大、慶応の学生はよく考えよう(外資系キャリア研究所2019)』 『「九大(地方旧帝)は九州周辺で就職に強いのみで首都圏ではMARCHより不利との声も多く、首都圏(一流企業帯)では地方国立とさして変わらない扱いを受ける(文系ユニナビ2019)』 『「慶應大学に行けばよかった」と一橋大出身者が後悔する理由(LIMO2019)』 『京大合格者が早慶に落ちまくっていた(河合塾Web2019)』 『受験制度激変で早慶にはもう誰も入れない(FRIDAY2019)』 『政府諮問会議に竹森慶大教授(慶卒)、柳川東大院教授(慶卒)、留任は日立会長(東卒)、サントリーHD社長(慶卒)、退任は伊藤東大教授(東卒)、高橋委員(一橋卒)2019』 『阪大はなぜ二流大学なのか:①学歴フィルター外資・商社の東京一工早慶②GS・Mc・商事等の東大・慶應>京大・早大>一工上>阪大③一流企業はほとんどが東京、地方京大ですら不利でいわんや阪大(YouTube2018)』 『早慶・東大の富裕層サイクル(なぜ日本だけが成長できないのか:モリタク2018)』 『早慶・東・京→一流企業エリートが日本やばいという理由(2018)』 『人気企業就職は圧倒的に早・慶が強く、東大は院・官・民に分散(プレジデント2018)』 『東大vs慶應:偉い教授たちが罵り合いの大ゲンカ勃発(NEWSポスト2018)』 『目指せ東慶立(立教大学長/週刊ダイヤモンド2018)』 『外資蹴活どっとこむ:トップ6大学・早・慶・東・京・一・工(2018)』 『東大卒・慶應卒は優遇される(某大企業退職者VORKERS2018)』 『日本を動かす超エリート集団「東慶閥」、名門外資・上場社長・大手商社就職などで京大&早大を凌ぐ(NAVER2018)』 『京大人気凋落中(2017プレジデント)』 『メガバンクのキャリアは東大卒と慶應卒(銀行書籍2017)』 『最強の学閥・慶應三田会(2017)』 『東大、慶應だけじゃない三井・住友で勝てる大学(ダイヤモンド社2016)』 『三菱は慶應がお好き?財閥首脳は東大、慶應(絶望的なMARCH)(ダイヤモンド社2016)』 『早稲田・東大より慶應三田会?(プレジデント2016)』 『科研費助成事業採択率は東大、京大、慶應。研究の質トップ3校(慶研2015)』 『東大・慶應に挑む京大・早稲田・一橋(AERA2013頃)』 『支店を衛星の如く回る地方旧帝・MARCH(銀行書籍・2013)』
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