レオパレスだけでなく大和ハウス工業も耐火安全性や基礎の仕様で建築基準を満たしていなかったそうですね。

Question

レオパレスだけでなく大和ハウス工業も耐火安全性や基礎の仕様で建築基準を満たしていなかったそうですね。旭化成ホームズ (ヘーベルハウス) は、昔、「なるほど！ザ・ワールド」というテレビ番組のCMで耐火実験をしているのを見ていたから信用していますが、その他の大手ハウスメーカーの「積水ハウス」や「セキスイハイム」、「タマホーム」、「ミサワホーム」、「三井ホーム」などは大丈夫なんですか？

どこのメーカーもコストダウンばかり重視して、粗悪品の材料を使っているのではないのですか？

もしかして、これって大手ハウスメーカーあるあるですか？

Answer 1

昔の住宅業界って、家を建てる人は大金持ち。
大工さんなどの業界側のほうが弱い立場だった。

大工さんがミスをしました。
修復するのに５００万円が必要です。
大工さん個人が５００万円かけて修復するのはムリ。
消費者が自分が納得するまでお金をつぎ込むのか
あきらめるしかなかったのが昔の建築業界でした。

だから、法律も、消費者よりも建築会社を守るようになっていると思います。

ところが現状、
設計士も、現場監督も、現場管理者も、ハウスメーカーから給料をもらっているか、仕事をもらっている立場ですからね。

姉歯事件以降、建築基準法が改正され、はじめて外部から建築士が派遣されて検査が行われるようになったけど、それ以前の建物は検査されないままですしね。

〇水ハウスでのねずみ裁判
〇洋ゴムの免振ゴムのデータ改ざん
大手ゼネコンでの談合
〇東建託

まだまだ出てくるんでねが？

ヘーベルハウスの耐火実験？
１枚の板での実験？

あれはあくまでもへーベル板のCMであり、ハウスの性能を表現しているとは思えない。

大阪梅田で、高層建築対応の消防署から２ｋｍで３階建ての建物が全焼しました。
２階床にも３階床にもヘーベル板が入っているはずなのに、どうして３階まで延焼しちゃったの？
しかも消防車が到着するにもすぐのはずなのに。

へーベル板がすごいと思ったのは、屋外のプラスチック製の雨どいにまったく熱が伝わっていないぐらい、溶けるどころか変形もしていなかったことですね。

へーベル板が外部へ熱を伝えないために、建物内が高熱炉になったといわれています。
鉄骨は１階で発生した火災の熱を瞬時に上層部へ伝え、２階、３階では１階の火災が到達する前に高熱になった柱から発火したと考えられています。

TVCMやホームページ検索をしても、
鉄骨メーカーで実大火災実験をした会社は見たことないですね。

下記実大火災実験の場合、
カーテン、じゅうたん、ソファ、テーブル、勉強机などを置いての実験です。

２×４の場合、木質パネルの協会が実大火災実験をしています。
木材は燃焼するけど、熱を伝えにくいという。
さらに、パネルで空気の侵入を防ぐために着火後約２０分で消火活動をしなくても自然鎮火したそうです。

木造軸組みの場合、一条工務店の旧本社で東京大学、消防局との共同で実大火災実験が行われています。
もっとも火災が発生しやすい１２月に、消防局の協力を得るのは大変だったとか。
しかも浜松の海沿いって大型の凧揚げでも有名な通り、海から吹き付ける風がすさまじい場所。

３件の家を建てての比較実験。

建築基準法では、キッチン回りでの火災が延焼しないように、天井の施工方法や天井の耐火壁を作る法律がありますが、２階床や１階天井全面に耐火ボードを入れる必要はありません。

① 平屋
② 基準通りの建物
③ ２階床、１階天井にそれぞれ耐火ボードを施工した物件。

消防車が到着するまでの時間を２０分として、着火２０分後にどこまで延焼するのかという実験です。

結果、③の場合だと、自然鎮火にはなりませんでしたが、２階までの延焼を防ぐことができて、２階にいる子どもの命が救える可能性が高いという判断。

①でも②でも、サイディングの表面（屋外側）は、消火直後に手で触れてもやけどしない程度の耐火性断熱性でした。

現状の木造住宅は、通常③の方法で建てている家が多いそうです。
（吹抜けや、天井にも天然木を露出させているような建物をのぞく）

アメリカ合衆国の消防規則として、
木造住宅であれば中に残った人を助けに行っても構わない
全焼したとしても、骨組みが残っているから。
鉄骨住宅であれば、鉄骨が溶解して崩れる可能性があるので、要確認
となっています。

断熱性にしても、耐火性にしても、木造住宅がすぐれている。
建築時でのエネルギー消費量で考えても、
鉄骨を作るだけでも大量の燃料が必要。

国産木材を有効に利用すれば、国内の林業を豊にしてくれて、
森の整備にお金を使ったり、山林の治水事業に役立てることができます。
木材の中に、炭酸ガスを保管し続けることもできます。

鉄骨を使って戸建て住宅を作る意味がわたしにはわかりません。

Answer 2

これは、結局、
建売住宅のように施主がチェックしない物件で起きているわけです。

逆に言えば、注文住宅でも、
施主がチェックしない人だと、手抜きはいくらでも発生します。

Answer 3

旭化成ホームズも杭打ち問題未だに未解決でブラックです。

Answer 4

内部告発でまたなにか出てくるでしょうね。
＞コストダウンに関して、質に対して過剰に値下げを求める消費者の責任
なんて回答者がいらっしゃいますが大間違いですね！
大手ハウスメーカーの儲け幅が大きすぎるのです。
過剰な宣伝広告などそれらは消費者が負担しているのと一緒です。