文系で街づくりに関わりたいのなら、公務員、デベロッパー、ゼネコンの三つのみです。 設計事務所は文系の採用自体ほとんどないうえに、街づくりとは違う仕事かもしれません。建設コンサルタントという仕事もありますが、これも同じく採用がほとんどないです。文系では街づくりに貢献しているとは思いにくいでしょう。 公務員は、都市計画課などのセクターで都市開発やインフラ整備に携わります。一番街を作っているという印象が強い仕事でしょう。 デベロッパーも、大規模な財閥系デべくらいになると、大規模な都市開発に関われます。海外展開なども行っているため、幅広い街づくりに関われるでしょう。 ゼネコンは上記の二業界とは全く異なり、メーカーであり作る側として仕事をしています。そのため、ゼネコンの世界から文系が直接街づくりに関わるというのは、正直とても稀です。 営業とおっしゃいますが、ゼネコンは通常のメーカーとは毛色が異なり、重工や造船と同じように技術的知識がなければ仕事ができません。文系から営業に行くことは、この業界では難しいです。文系営業の場合、入札書類などの仕事が多くなり、街づくりとは程遠い印象になると思います。 ゼネコンで街づくりの最前線に行きたいのなら、むしろ事務から現場に赴任する方がいいです。ゼネコンには現場事務という職種があり、大手や準大手のような大規模案件を手掛けるゼネコンでは、大きい現場に事務職が常駐して仕事をすることがあります。 3業界ともに文系にとってはハードルの高い業界です。公務員は試験がありますし、不動産デベロッパーは他業界と比べても高学歴超少数採用です。ゼネコンも、技術屋はたくさん採用されますが、事務職は間接部門や経営幹部採用になりますので、新卒でも激戦です。 補足で、デベロッパーにもいろいろあり、三井不動産や三菱地所のようなザ・デベロッパーという企業以外にも、鉄道会社や生保なども定義に含まれることがあります。鉄道会社はものすごい街づくりしてます。東急電鉄をご存知だと思いますが、東急電鉄では、鉄道を伸ばし、人を運ぶだけでなく、駅前を開発してにぎわせたり、住民の生活まで支えています。東急ストアや東急バス、東急シネマなど。 ある意味鉄道会社は一番街づくりができる業界です。 不動産会社も、資産運用投資で不動産開発を行っています。
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