親が浪人しても薬学部に行けとうるさいです。

Question

親が浪人しても薬学部に行けとうるさいです。私は勉強があまり好きでないので看護師になり患者さんのお世話をしながら病院というところで働くのが理想ですが、親が薬学部がダメなら教育学部、浪人しても看護はダメ、どうしてもなるなら家を出て働きながら勝手にしろと言います。
理由を聞いてもお前には無理、をくり返すだけで具体的に答えてくれません。
親は教師ですが、自分でもきつくて安いと何度も言っていたのに、今になってどうしてこんなことを言い出すんでしょうか？

Answer 1

親御さんのお気持ちがよくわかります。
看護師は、戦時中、慰安婦(売春婦)も兼任させられ、戦後も医師を相手に肉体を提供して見返りを得る者が少なくないなど、暗いイメージが拭い去れない職業です。もちろんそうでない者がいたとしても、医師、薬剤師、その他エリート層の印象は容易に変えられるものではありません。
貧困層向けの奨学金(母子家庭、同和関連)が現在も継続中の学部です。
平成になり、看護学部が急増しましたが、奨学金破産、借金苦による風俗への転職など、様々な問題がマスコミを賑わせています。

看護師を大卒に！
看護師の地位向上を！
と長年訴えた日看協の努力が、今、歪んだ形で看護師自身を苦しめているのです。

看護師は、国立でも私立でも、高卒でも中卒でも、臨床の現場では同じ仕事をし、基本給にわずかな差がある程度で、夜勤をしてはじめて一般人の給与水準です。
これは今後も変りありません。

まず、親、家、与えられた食事、観ることを許されたテレビ番組など、全てが医師や薬剤師を育てた家庭とは異なり、夜勤で稼ぐという発想が一般のお嬢さんと著しい違いであると言えます。

薬剤師はどこに出ても胸を張れる専門職です。
どんな相手と出会っても、喜び、歓迎される評価の高い職業です。
親は子供に不利益な助言はしません。
よく親御さんの話を聞き、後悔のない人生にしてください。

Answer 2

勉強苦手で薬が無理なら少なくとも看護はやめたほうがいい。
仕事そのものが普通の女性では続きません。
結婚でも差別される。親はそれを知ってるから。

Answer 3

うちの両親はももう定年退職しましたが、教師でした。
そして私は看護師をしています。

私が看護学校を志望したときは、両親とも看護師は下の世話などたいへんだよとか、夜勤もあってきつい仕事だから大丈夫かと心配していたものです。

だけど資格を取って看護師になったときは喜んでくれましたし、今は両親が病院にしょっちゅうお世話になる世代になっているので看護師の仕事を否定されたりはしません。

病気のときは、人間の本質が出ます。
病に倒れても「下の世話なんかさせてごめんね」と言う方、自分が苦しいのに「夜中なのに起こしてごめんね」と看護師を気遣う方、一方手を叩いてお手伝いさんを呼ぶように下を拭けと命令口調な老害満載な方。
人生勝ち組と言える大企業の社長さんや負け組だろう生活保護身寄りなしの人。
どの人も必ず病気にはなり、どの人にも死は訪れます。
どんな生き方をしてきて、そしてこうなったのか。それを看て勉強して、私は日々を過ごしています。

さて、あなたは勉強が好きではないから看護師の資格を取るのですか？
それなら看護師になるのはやめた方がいいですよ。
医療は日進月歩で、どんどん新しい治療、新しいケア方法ができていくので、日々勉強です。
もちろん他の仕事もそうだと思いますが。
そもそも知識を身につけることは生きていく中で必要なのですから。
学ぶことを怠るつもりの人は、人を守る仕事はできませんから医療福祉系のお仕事は向いていないと思います。
お父様のおっしゃるように薬剤師ならば辛うじて...ですが、臨床薬剤師の場合はやはり患者さんの苦痛のリアルを考えられない人だと向いてはいないでしょう。
あなたのお父様はあなたの性格をよくご存知なので反対されているのではないでしょうか？

Answer 4

それが親。親の気持ちです。
仕事の質がお嬢様に出来ることではない。
陰部の洗浄や、尿、便の始末、あなたに出来ますか？